研究課題
大阪大学病院眼科に受診したぶどう膜炎患者の症例登録をすすめている。現在までに450例のぶどう膜炎患者の臨床検査データ・眼科機器データを取得している。眼内液採取についても順調であり、現在硝子体液200サンプルのストックを持っており、今後更に増加させる。昨年度から今年にかけて眼内液サンプルを用いたマイクロバイオーム解析を開始しており、現在結果も得られ、論文作成中である。細菌性眼内炎さらには真菌性眼内炎において、マイクロバイオームは有用であり、診断だけで無く、的確な(オーダーメイド)治療を提供するためのツールとして今後発展させていく予定である。
1: 当初の計画以上に進展している
患者データ収集は概ね順調である。眼内液サンプルを用いたマイクロバイオーム解析を開始しており、現在結果も得られ、論文作成中である。細菌性眼内炎さらには真菌性眼内炎において、マイクロバイオームは大変有用であり、診断だけで無く、的確な(オーダーメイド)治療が可能となるデータを得ることが出来ている。
硝子体液のマイクロバイオームをすすめ、サルコイドーシスにおけるアクネ菌の影響を探索する。また細菌性眼内炎・真菌性眼内炎における、起炎菌の同定を行っており、今後さらに症例数を増加させ、臨床に用いるための開発を行っていく予定である。
すべて 2021
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (9件) (うち招待講演 5件)
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