研究課題
variational Bayesian modelによる視野感度推定を用いて、視野計測を高速化するアルゴリズムを構築した。122例73眼の緑内障眼を用いて、現在の標準法であるSITA standard法と、測定時間および、測定の再現性について比較を行った。この結果提案手法の方が平均30~40秒ほど視野測定が高速で、且つ視野の再現性は同等であることが分かった。この結果についてはBritish Journal of Ophthalmology上で論文報告を行った。
2: おおむね順調に進展している
緑内障眼においてvariational Bayesian modelによる視野感度推定を用いることが視野測定に有用であることが示された。
更にデータを増やすとともに、モデルの改良も行い、また網膜色素変性症での有用性も検証する。
コロナ蔓延の影響で次年度以降に先送りした計測、解析事項、および学会発表があるため。
すべて 2021
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)
British Journal of Ophthalmology
巻: In press ページ: In press
10.1136/bjophthalmol-2020-318304