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2022 年度 研究成果報告書

必須タンパク質の阻害薬を利用した歯周病細菌特異的抗菌薬の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K09930
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57020:病態系口腔科学関連
研究機関愛知学院大学

研究代表者

吉田 康夫  愛知学院大学, 歯学部, 准教授 (10315096)

研究分担者 加藤 悦子  東洋大学, 食環境科学部, 教授 (00355752)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード歯周病 / 歯科 / 抗菌薬
研究成果の概要

創薬等先端技術支援基盤プラットフォーム(BIND)および東洋大学食環境科学部の支援のもと、歯周病原細菌の増殖に必須な酵素に着目し、その酵素阻害化合物の探索を2種類のライブラリー(企業ライブラリーとフッ化物ライブラリー)を用いて、候補化合物を得た。複数の酵素阻害化合物に対して、歯周病原細菌および口腔レンサ球菌に対する成育抑制効果を検討した。また、精製酵素を用いて生化学的検討を行った結果、企業ライブラリーから候補化合物として適する一つの候補化合物が得られた。また、フッ化物ライブラリーより複数の低分子候補化合物が得られた。これらの結果は、歯周病原細菌特異的薬物の開発に大きく寄与するものと考える。

自由記述の分野

歯科

研究成果の学術的意義や社会的意義

歯科内科という言葉が使用されて久しい。歯の切削と充填、抜歯や補綴などを行わない内科的治療は理想的であるが、検査法の確立と治療薬の開発とが不可欠である。一般開業医院においてもリアルタイムPCR法を用いた歯周病細菌の検査法が可能になり、診断法は開発されてきたが、歯周病細菌に特異的に作用する抗菌薬は皆無である。本研究では、歯周病原細菌を不活化する薬物を開発し、歯周病の新規予防法や治療法を提起する。

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公開日: 2024-01-30  

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