研究成果の概要 |
臨床においては、光分解のためのより安全な波長域のUV-LED光照射器を用いる必要がある。 試作UV-LEDを用いて、電源装置や遮蔽環境下での光照射が可能な実験用の照射装置の確立を試みた。具体的には 265,285,300,340nmの波長を持ったLEDを試作し、光源からの距離における照度計測を実施した。また、UV-LED装置の他用途への 応用の検討として、歯質漂白剤との併用や、歯冠修復材料表面のコンタミネーションの除去などの検討を加えた。現在の試作型UV-LED光照射器の LED素子をベースにして口腔内で応用した際にも十分な光量を確保できる照射装置のデザインを検討した。
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