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2023 年度 研究成果報告書

リン酸オクタカルシウム・コラーゲンとiPS細胞を用いた顎骨再建治療の新機軸

研究課題

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研究課題/領域番号 20K09988
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
研究機関東北大学

研究代表者

高橋 哲  東北大学, 歯学研究科, 大学院非常勤講師 (60226850)

研究分担者 岩間 亮介  東北大学, 大学病院, 助教 (20866628)
江草 宏  東北大学, 歯学研究科, 教授 (30379078)
鈴木 治  東北大学, 歯学研究科, 教授 (60374948)
鎌倉 慎治  東北大学, 医工学研究科, 教授 (80224640)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード顎骨再建 / リン酸オクタカルシウム / iPS細胞 / 3次元スフェロイド培養 / β-TCP / ハイドロキシアパタイト
研究成果の概要

自家骨を採取することなく大規模な顎骨欠損をリン酸オクタカルシウム(OCP)・コラーゲンとiPS細胞を用いた新しい顎骨再建方法を確立するべく、iPS細胞とOCPを含む各種骨補填材と3次元スフェロイド培養を行った。その結果、既存のβ-TCP、ハイドロキシアパタイト、無添加のコントロールに比較してサイズの大きいスフェロイドの形成がみられ、iPS細胞とリン酸オクタカルシウム(OCP)コラーゲンを用いた再建方法の確立の端緒を開くことができた。今後は実験動物を用いたin vivoでの本方法の検証実験が必要であると思われた。

自由記述の分野

口腔外科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

リン酸オクタカルシウム(OCP)・コラーゲンは新しい骨補填材として歯槽骨の再建に使われているが、iPS細胞と組み合わせることで、さらに大規模な顎骨再建に用いることが示唆され、外傷、腫瘍などによって生じた顎骨欠損に対し、自家骨を採取することなく再建が可能になり、自家骨採取などに伴う長期間の入院、術後の歩行障害などの後遺症を回避でき患者の肉体的、精神的な負担を大幅に軽減することができることが考えられた。また入院などの期間を回避することで医療経済学的にも大きな貢献ができると考えられる。

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公開日: 2025-01-30  

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