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2023 年度 研究成果報告書

CAD/CAM冠の加工精度を向上させる切削加工条件の最適化

研究課題

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研究課題/領域番号 20K10029
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

根本 怜奈  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 助教 (50706893)

研究分担者 野崎 浩佑  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 講師 (00507767)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードCAD/CAM / 加工条件 / 接着ブリッジ
研究成果の概要

本研究により、切削加工条件の一つであるステップオーバー量は、コンポジットレジンを用いたCAD/CAM冠の表面粗さを支配的に制御することが明らかとなり,ステップオーバー量を0.01~0.2mmの範囲で増加させた場合、曲げ強さへの影響は軽微であることが明らかとなった.また、加工条件の最適化により,D字型リテーナーを有する臼歯部ジルコニアRBFDPの作製と,それらを用いた際に,インレー型とL字型よりも脱離に抵抗できる可能性が示され,臨床応用に向けた基礎的知見を得る事ができた.

自由記述の分野

歯科補綴学

研究成果の学術的意義や社会的意義

切削加工装置を用いて作製した補綴装置の利用は今後大幅に増加し,様々な症例に対応する必要がある.本研究で得られた知見は,微細加工可能な切削加工条件を明らかにし,複雑な形態を有する支台装置を作製することが可能となった.また,D字型リテーナーを有する臼歯部接着ブリッジの臨床応用により,長期に良好な予後が期待できる治療の選択肢を提示する上で極めて重要な意義をもち,今後の歯科補綴学および歯科保存学の発展に寄与するものと考えられる.

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公開日: 2025-01-30  

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