研究課題/領域番号 |
20K10084
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 大阪歯科大学 |
研究代表者 |
樋口 鎮央 大阪歯科大学, 医療保健学部, 特任教授 (80826644)
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研究分担者 |
錦織 良 大阪歯科大学, 医療保健学部, 講師 (00569692)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 研磨 / エアロラップ / メディア開発 / プラーク付着抑制 / 義歯床用材料全般 / 低摩耗量 / 表面滑沢性 |
研究成果の概要 |
急速に高齢化が進む我が国では、入れ歯(義歯)に対する需要増加が予想され、高齢の義歯利用者の呼吸器感染症などの抑制が急務の課題である。そこで、義歯の粘膜面をエアロラップ法による研磨に最適な新規の研磨メディアの開発を行い、義歯のプラークを減少させることで高齢の義歯利用者の呼吸器感染症などの問題解決のための研磨による摩耗が極端に少ない研磨メディアの開発を行う研究計画において、予備実験では口腔内細菌の付着は肉眼でも優位に減少していた。 しかし、外部機関で使用していた表面粗さ計が計測途中で不具合により校正を行う事となり、研究期間内で終了することができなかった。
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自由記述の分野 |
補綴系歯学関連
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、多くの高齢者が使う義歯はプラーク蓄積が原因による呼吸器感染症や様々な細菌感染症から全身疾患を引き起こすことが報告されている。義歯の製作過程では義歯の表面を滑沢にすることで、プラークの付着を抑制することが知られている。しかしながら、義歯の粘膜面研磨は適合性劣化を防止するため、有効な光沢研磨が出来ないのが現状である。研磨対象物の研磨による摩耗が極端に少ない研磨メディアの開発は歯科界のみでなく関連業界においても波及効果が期待される。従来の研磨法と比較して適合性を低下させない独自性のある義歯粘膜面研磨メディアの新規開発は義歯粘膜面へのプラーク付着の抑制が期待できると考えた。
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