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2023 年度 実施状況報告書

生活習慣病の服薬者の医療費削減に向けた保健指導の構築

研究課題

研究課題/領域番号 20K10349
研究機関大分県立看護科学大学

研究代表者

小野 治子  大分県立看護科学大学, 看護学部, 講師 (80827072)

研究分担者 瀬戸 僚馬  東京医療保健大学, 医療保健学部, 教授 (20554041)
赤星 琴美  大分県立看護科学大学, 看護学部, 名誉教授 (80300490)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワード特定健診・特定保健指導 / 生活習慣 / 服薬者 / 医療費
研究実績の概要

2023年度は、2022年度に引き続き医療費を増減させる要因について、服薬者と非服薬者別に分析をした。服薬者では年齢、糖尿病薬の服用、脂質異常症の服用、20歳からの体重増加が医療費を増加させる要因であることが明らかになった。一方で、降高血圧薬の服用や腹囲の増加は医療費への増加とは関連がなかった。非服薬者では、年齢、女性、20歳からの体重増加は医療費を増加させ、1日1時間の歩行習慣は医療費を抑制する要因となることが明らかになった。
さらに2021年、2022年の特定健診とレセプトデータを連結したデータを収集し、2021年度に生活習慣病に関する服薬をしていない者を対象に、翌年の医療機関の受診有無の状況と翌年の健診結果状況の分析を実施している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

コロナ禍以降のデータの収集及び整理・分析に時間を要した。

今後の研究の推進方策

生活習慣病に関する服薬者の生活習慣改善する意志をサポートする方法等について検討を進めていく。
また、2023年度までに収集した内容について、分析・解析を進め、論文投稿する。

次年度使用額が生じた理由

学会発表、論文投稿費用を計上していたが、論文としてまとめることができず、次年度に使用する予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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