研究課題/領域番号 |
20K10353
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
加藤 美生 東京大学, 医学部附属病院, 届出研究員 (70769984)
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研究分担者 |
木内 貴弘 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (10260481)
石川 ひろの 帝京大学, 公私立大学の部局等, 教授 (40384846)
秋山 美紀 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 教授 (50439254)
河村 洋子 産業医科大学, 産業保健学部, 教授 (00568719)
奥原 剛 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (70770030)
大野 直子 順天堂大学, 国際教養学部, 准教授 (90730367)
宮脇 梨奈 明治大学, 文学部, 専任講師 (80749028)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 飲酒 / SNS広告 |
研究実績の概要 |
デジタルメディア環境の変化から、アルコール飲料(ノンアル含む)に関する様々なコミュニケーション(企業によるマーケティングを含む)はオンライン上で展開しているため、どのようなチャネルで誰がコミュニケーションしているのか実態を把握するため、文献調査を行った。 アルコール飲料のコミュニケーションにおいて、SNSは重要な役割を果たしていた。 海外の文献では、次の5点が示されていた。 ①アルコール飲料の企業または商品ブランドが、SNSを通じて、コンサート、パーティー、フェスティバル、スポーツイベントなどのイベントを宣伝していた。②新しいアルコール飲料の商品が発表される際にSNSを通じて新商品の情報を配信していた。③アルコール飲料の商品ブランドは、SNS広告を通じて、ターゲット層に直接アプローチしており、YouTube、Facebook、Instagram、Twitterなどのプラットフォームを利用し、広告を配信していた。④アルコール飲料ブランドはSNS上で影響力のある人物を活用ており、他の消費財と同様にインフルエンサーマーケティングを行っている可能性が高い。⑤ユーザー生成コンテンツもSNSプラットフォームで散見された。 以上から、国内のデジタルメディアにおけるアルコール飲料のコミュニケーションの実態を把握するため、特に若年層を対象とした調査の準備を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ禍で人々の生活パターンや飲酒パターンが変化し、調査実施時期を延期したため。
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今後の研究の推進方策 |
日常的に飲酒する若年女性を対象として、アルコール飲料およびノンアルコール飲料のメディアマーケティングの実態を調査する。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍で人々の生活様式や飲酒パターンが変わっていると考え、調査を行わなかったから。2023年度は調査を計画している。
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