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2021 年度 実施状況報告書

人類学的視野の涵養を目指した外国人患者の事例にもとづくFD・教育手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K10389
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

芦田 ルリ  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (10573199)

研究分担者 倉田 誠  東京医科大学, 医学部, 准教授 (30585344)
北 素子  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (80349779)
武田 聡  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (90343540)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード人類学的視野 / 外国人患者 / 医学教育手法の開発 / 多様性 / 外国人模擬患者
研究実績の概要

コロナ禍のため、2020東京オリンピック・パラリンピックが1年遅れで観客なしで開催され、入国制限等によって在留外国人人口も減少した。しかし、コロナの収束は見えないため、国内の調査を行った。妊娠出産・慢性疾患などの患者の調査は、政府の在留外国人統計(2020年12月)に記載された5か国(中国・韓国・ベトナム・フィリピン・ブラジル)の在留外国人数の多いTOP20の市区町村にある医療機関に調査票を送付した。
回答数は少なかったが、分析を開始した。今後、さらに機縁法で外国人患者受け入れの多い病院・医療機関に調査票を送付する。
多文化主義の国での患者ケアの研究は、米国の教育者に"Blended ethnicity"、オランダの教育者に"Differences in health care systems and patients' expectations" の題名でオンライン講義を行ってもらった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

コロナが長引いたことによって、1年遅れで2020東京オリンピック・パラリンピックが観客なしで開催され、入国制限等によって在留外国人人口も減少したので、状況をみながらようやく国内調査が終わったところである。今後分析を行っていく。

今後の研究の推進方策

今後は調査結果を分析し、必要に応じて回答者に詳細を聞き取りしながら、教育に有用な課題を抽出していく。学生の学びに必須である教材事例と、FDで用いる発展的な複雑な事例を明らかにする。

次年度使用額が生じた理由

コロナが長引いたため、国内調査が遅れ、医療機関へ聞き取りに行くための支出や、オンラインになった国内外の学会に参加するための旅費等の支出がなかった。海外における教育を研究するための渡航費も支出がなかった。

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公開日: 2022-12-28  

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