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2023 年度 実施状況報告書

経済評価に利用可能な日本人肥満者の効用値インデックスの作成

研究課題

研究課題/領域番号 20K10392
研究機関東北医科薬科大学

研究代表者

村澤 秀樹  東北医科薬科大学, 医学部, 講師 (50770202)

研究分担者 山本 寛  滋賀医科大学, 医学部, 非常勤講師 (00283557) [辞退]
下妻 晃二郎  立命館大学, 生命科学部, 教授 (00248254) [辞退]
齋藤 翔太  新潟大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (60739465)
荒川 一郎  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (80599754)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワード肥満 / QOL / 効用値 / EQ-5D / SF-36
研究実績の概要

インターネットパネルでの肥満者に対するQOLアンケート調査を、盛岡大学研究倫理審査委員会の承認を受け、2023年7月25日から2023年8月21日に行った。
調査パネル基本情報において、「1年以内に肥満で入通院している」および 「現在肥満に悩まされている」と登録している者が9,128名であった。このうち、調査に同意し、かつ、身長・体重を入力した4,443名の回答を得られた。このデータを記述疫学的に分析して、2023年12月に行われたQOL-PRO研究会学術集会(京都)において、「BMIと健康関連QOLスコアの関係:Webパネルを用いた横断調査」の演題にて口頭発表を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本研究において、高度肥満症患者に対する効用値調査をベースとするものである。このため、新型コロナウイルス感染症の蔓延状況下で、肥満症患者のリスクや健康に対する考え方が異なってきているる可能性があり、これらの動向等も見極めて、実施時期の検討や、質問項目の設定を検討する必要があったため、進捗が遅れたものである。このため、F₋14₋CV「補助事業期間再延長承認申請書」による繰越を行った。

今後の研究の推進方策

データを取り終え、分析も進んでいることから、これらをとりまとめて学会等での発表を行う予定としている。

次年度使用額が生じた理由

(理由)COVID-19により調査実施などが後ろ倒しになったため。
(使用計画)Web調査は済んでおり、今後、詳細な調査に必要な消耗品及び学会発表などの費用として執行を行っていく予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] BMIと健康関連QOLスコアの関係:Webパネルを用いた横断調査2023

    • 著者名/発表者名
      村澤秀樹, 山本寛
    • 学会等名
      第11回QOL-PRO研究会学術集会
  • [学会発表] 多施設共同研究における肥満症外科治療と内科治療における健康関連QOL の比較検討2023

    • 著者名/発表者名
      村澤秀樹, 山本寛, 有馬久富, 吉岡貴史, 行正翔4 後藤励
    • 学会等名
      第44回日本肥満学会・第41回日本肥満症治療学会学術集会
  • [学会発表] 高度肥満症に対する減量・代謝改善手術の費用対効果に関する研究の進捗報告2023

    • 著者名/発表者名
      寺西ゆり子, 後藤励, 吉岡貴史, 村澤秀樹, 有馬久富, 山本寛
    • 学会等名
      第44回日本肥満学会・第41回日本肥満症治療学会学術集会

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公開日: 2024-12-25  

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