研究課題
医療従事者104名を対象に多面的評価を行なった。中枢性感作症候群の評価であるCSIは21.3±12.3であった。CS Iとの相関関係は、疼痛、疼痛期間、握力、Widespread pain index、職業性ストレス簡易調査票の仕事ストレス、心的ストレス、EQ-5Dに認められた一方で、WHO-HPQの絶対的、相対的プレゼンティズムには相関関係は認められなかった。このことは、中枢性感作症候群はさまざまな症状に影響する一方で、プレゼンティズムに影響しないことが明らかになった。今後、さらに、媒介因子として、影響する要因を明らかにする必要がある。
2: おおむね順調に進展している
本年度に計画していた研究計画は遂行でき、次年度の研究の基盤は構築できた。
今後は、疼痛教育マテリアルを用いて介入群及び対照群に群分けし、RCT研究を実施する予定である。
次年度の助成金と合わせて、プレゼンティズムの改善に必要なマテリアルを作成予定である
すべて 2020
すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件)
Pain Medicine
巻: 21 ページ: 2430-2440
10.1111/papr.13005