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2023 年度 実施状況報告書

血液疾患コホートを利用した治療標的分子探索および数理モデリングによる病態解析

研究課題

研究課題/領域番号 20K10475
研究機関大阪公立大学

研究代表者

康 秀男  大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (90419698)

研究分担者 波江野 洋  東京理科大学, 研究推進機構生命医科学研究所, 准教授 (70706754)
中前 博久  大阪公立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (30364003)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワード分子疫学 / 同種造血幹細胞移植 / 重症消化管GVHD / 重症皮膚GVHD / 非侵襲的診断法 / 血液悪性腫瘍 / エクソソーム / マイクロRNA
研究実績の概要

大阪市立大学医学部附属病院で同種造血幹細胞移植を受けた患者のうち、前向きコホート研究に登録された患者より、stage3以上の重症消化管GVHDを発症した14例、stage3以上の重症皮膚GVHDを発症した14例、ならびにGVHD非発症の12例を抽出し、GVHD発症時の血清について、エクソソーム抽出試薬ExoQuickの処理のあり・無しの場合について、血清中のマイクロRNAをマイクロアレイを用いて網羅的発現解析を行った。ExoQuick処理をした患者血清について、12例の重症消化管GVHDと12例のコントロール症例の比較を行った。22種のマイクロRNAプロファイルを用いた重症消化管GVHDの識別予測は、ROC解析による平均AUCは0.94であり、陽性的中率は92%、陰性的中率は100%、診断予測精度は95.8%であった。一方、ExoQuick処理をしない血清について同様の検討を行ったが、12例の重症消化管GVHD症例と14例のコントロール症例を識別できるマイクロRNAは同定できなかった。次に、ExoQuick処理をした患者血清について、12例の重症皮膚GVHDと12例のコントロール症例の比較を行った。22種のマイクロRNAプロファイルを用いた重症皮膚GVHDの識別予測は、ROC解析による平均AUCは0.81であり、陽性的中率は90%、陰性的中率は79%、診断予測精度は83.3%であった。一方、ExoQuick処理をしない血清について同様の検討を行ったが、11例の重症皮膚GVHD症例と14例のコントロール症例を識別できるマイクロRNAは同定できなかった。

現在までの達成度
現在までの達成度

3: やや遅れている

理由

複雑なデータセットのため、解析に時間を要している。

今後の研究の推進方策

定期的にZoom会議などを実施できており、順調な進捗が期待できる。

次年度使用額が生じた理由

研究の進捗がやや遅れているため、次年度使用額が生じているが、現在は順調に進捗しており、当初予定の計画内容に沿って進めていく。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 産業財産権 (1件)

  • [産業財産権] 消化管又は皮膚移植片対宿主病の診断用キット、診断用デバイス、及び罹患の可能性を判断する方法2024

    • 発明者名
      康秀男、井戸健太郎、中前博久、村上善基、落谷孝広、田口善弘
    • 権利者名
      公立大学法人大阪、朝日大学、東京医科大学、中央大学
    • 産業財産権種類
      特許
    • 産業財産権番号
      特願2024-022956

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公開日: 2025-12-26  

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