| 研究課題/領域番号 |
20K10528
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| 研究機関 | 大阪大学 |
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研究代表者 |
馬場 幸子 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (90532987)
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| 研究分担者 |
中谷 友樹 東北大学, 環境科学研究科, 教授 (20298722)
ファラグ イハブ・サラホ・エシャク 大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授(常勤) (40835021)
伊藤 ゆり 大阪医科大学, 研究支援センター, 准教授 (60585305)
森崎 菜穂 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 社会医学研究部, 室長 (90721796)
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| 研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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| キーワード | 医療アクセス / 地域格差 / 妊娠帰結 / GIS |
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| 研究実績の概要 |
産科分娩施設集約化の妊娠帰結への影響を予測するために、現在の日本全国におけるデータを用いて、産科分娩施設へのアクセスと妊娠帰結の関連を科学的に検討することは喫緊の課題である。本研究は、産科分娩施設へのアクセス及び地域格差が妊娠帰結に与える影響について検討することを目的として、全国の一般住民を対象に分析を行う大規模疫学研究である。1)居住地と分娩施設までの距離が、妊娠帰結（周産期死亡・妊産婦死亡・早産）と関連するか 2)居住地域のはく奪指標が、妊娠帰結（早産）と関連するか について検討するものである。1)2)のいずれも政府統計データを利用する。
2020年度は、倫理審査申請（受理）、データ利用申請（受理）、先行研究についての文献レビューを行い、データ入手後はデータクリーニングを開始した。また、地域変数作成準備を行った。研究実施にあたり、共同研究者とメールやオンライン会議システムを利用し打ち合わせを行った。2021年度はデータクリーニングが完了次第解析を開始予定である。1)については地域変数作成に時間を要するため、地域を限定した解析を実施予定である。2)については、地域変数の作成が不要であるため、全国を対象とした解析を実施し、学会発表準備を行う予定である。2022年度は、1)について地域変数準備が完了予定であり、全国を対象とした解析を実施し、学会発表及び論文執筆予定である。2)については、前年度に得られた解析をもとに論文執筆予定である。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究実施計画では、2020年度にデータの利用申請・入手を行い、解析を開始する予定であった。ところが、COVID-19のパンデミックによる影響などからデータの利用申請後予定以上の時間を要し、データの入手時期が2021年2月と大幅に遅れたため。
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| 今後の研究の推進方策 |
データクリーニングが完了次第解析を精力的に実施する予定である。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
学会がオンライン開催となり出張費が不要となり、また出張を伴う対面予定の打ち合わせを実施不可となったため次年度使用額が生じた。
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