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2023 年度 研究成果報告書

ハプトグロビンと血中コレステロール濃度の関係に肥満は影響するのか。

研究課題

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研究課題/領域番号 20K10571
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58040:法医学関連
研究機関久留米大学

研究代表者

神田 芳郎  久留米大学, 医学部, 教授 (90231307)

研究分担者 副島 美貴子  久留米大学, 医学部, 准教授 (80279140)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードハプトグロビン / コレステロール / 関連解析 / 肥満
研究成果の概要

ハプトグロビン(HP)は溶血や疾病などによる血中濃度の変動に加え濃度の個人差に影響する遺伝子多型が知られている。本研究では先行研究で認められた肥満(BMI値)が血中HP濃度とコレステロール濃度との関係に影響するどうかを日本人集団で検証し、コレステロール代謝におけるHPの役割と肥満の影響を理解することを目的に実施した。まず多数の少量検体に適したHPタンパクの定量法と遺伝子多型解析法の確立を目指した結果、キーとなる2多型の同時判定法を開発することが出来た。タンパク定量法については現在も条件検討を行っており、これらを利用し目的を達成する予定である。

自由記述の分野

法医遺伝学

研究成果の学術的意義や社会的意義

複数のたんぱく質や遺伝子などを対象とした研究では、一度の反応で複数の遺伝子座を調べることができればサンプリングのミスの軽減につながり、試薬、検体、操作時間を節約することが可能となる。今回開発した一回のPCR反応で融解曲線解析とエンドポイント法を利用した遺伝子型判定法についてはこれまでに報告がなく恐らく最初の報告であり、本研究成果を参考に他の遺伝子多型のマルチプレックスな解析方法が開発される可能性が期待される。

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公開日: 2025-01-30  

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