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2022 年度 研究成果報告書

エンドユーザ用看護支援立案エージェントの設計に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20K10574
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関信州大学 (2021-2022)
筑波大学 (2020)

研究代表者

浅野 美礼  信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (00273417)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード遠隔医療 / テレナーシング / 訪問看護 / ウェアラブルデバイス
研究成果の概要

在宅療養が必要である看護のエンドユーザー、つまり患者とその家族が、提供されうる看護支援をインターネットを利用することで自ら立案できるようにするサービスを提供するウェブシステムを計画すると仮定する。このプロジェクトのはじめには、本来ユーザーからのヒアリングを重ねて要件を確立し、それに基づく要求定義書を作成することが求められる。本研究では、この要求定義書について汎用性のあるひな型を作成した。また、ユーザーが利用するウェアラブル通信端末を健康状態のモニタリングツールとして活用することを想定して、スマートウォッチの連続装着による被験者のストレス把握を調べた。

自由記述の分野

基礎看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

2011年に約3万5千人だった訪問看護師が2021年には約6万5千人に増加している。今後も訪問看護師の需要と在宅医療へのニーズは確実に増加していく。提案した要求定義書に基づき看護計画立案を支援するウェブシステムが稼働できたならば、このようなニーズの一部を負担することができるほか、①患者や家族が自分の病状や治療方法を理解し、正しい知識に基づく医療リテラシーを高め、自宅で安心して療養するための基礎を作れる、②医療提供者側にとって、看護計画の作成や管理の患者への最適化にかかる時間や労力を削減し、他に必要な支援にリソースを振り向けることが可能になる、という効果も期待できる。

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公開日: 2024-01-30  

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