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2023 年度 研究成果報告書

急性期病院に勤務する看護師の自律的学習意欲の構造化と尺度開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K10582
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関武庫川女子大学 (2022-2023)
神戸市看護大学 (2020-2021)

研究代表者

野寄 亜矢子  武庫川女子大学, 看護学部, 助教 (00824830)

研究分担者 清水 佐知子  武庫川女子大学, 看護学部, 教授 (50432498)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード自己教育性 / 看護師 / 尺度開発 / 関連要因 / 自律的学習意欲
研究成果の概要

本研究により看護師の自己教育性尺度として《自ら学ぶ力》《省察する力》《看護への興味と仕事の充実感》からなる3因子27項目の看護師の自己教育性尺度が開発された。開発された看護師の自己教育性尺度は、(1)概念分析で示された看護師の自己教育性5属性が全て含まれていること、(2)成人学習者である看護師の主体的な学習プロセスを踏まえていること、(3)先行研究で実証されている看護師の経験学習の重要性が反映されていることより、看護師の自己教育性を適切に測定できていると言える。また、内的整合性が高く(α=.945)、確証的因子分析の結果は高いパス係数と一定の適合度を示していた。

自由記述の分野

看護教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

社会の変化に応じて求められる看護実践は日進月歩している中、看護師が主体的、継続的に学習を行うためには主体的な学ぶ能力だけではなく、看護師の情意的な資質も捉えることができる自己教育性が重要である。これまでに看護師の主体的、継続的な学びに関する研究は数多く報告されてきた。しかしながら、看護師の自己教育性を明確にとらえた報告は見当たらず、本研究により看護師の自己教育性の構成概念を明らかにすることができた。看護師の自己教育性の構成概念を明らかにすることができたことは看護師が成人学習者として経験学習を通して学んでいることが示され、看護師の経験が看護師として成長する上での学びとして重要であると言える。

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公開日: 2025-01-30  

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