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2023 年度 実施状況報告書

病院において災害時に事業継続するための方策

研究課題

研究課題/領域番号 20K10613
研究機関千葉科学大学

研究代表者

冨樫 千秋  千葉科学大学, 看護学部, 教授 (40312897)

研究分担者 齋藤 君枝  千葉科学大学, 看護学部, 教授 (80274059)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワード地震 / 看護管理者 / BCP
研究実績の概要

2022年度におこなった調査の結果が以下が明らかになった。2023年度は、2022年度の調査結果を踏まえ、2024年度に実施する介入方法を検討した。
目的:平成28年熊本地震、平成30年北海道胆振東部地震で被災した病院の看護管理者が事業継続計画として優先的に取り組む事項は何であるとしているかを明らかにする。
方法:平成28年熊本地震、平成30年北海道胆振東部地震で被災した病院の看護管理者4名を対象にインタビューガイドを用いて半構造化面接を実施し,質的記述的に分析した.本研究はA大学倫理審査委員会の承認をえて実施した。
結果:82 コードから、23サブカテゴリーと 10 カテゴリー【緊急時受け入れ機関・患者情報の保管】,【電子カルテ利用不能時のマニュアル化】,【電気やガソリンの確保】,【非常時の連絡手段の確保】,【院内での情報発信法の確立】,【職員の連絡網の作成】,【職員が出勤できる方法の確保】、【職員に家族がいることをふまえた体制づくり】,【トイレ・水・電気・燃料の確保】,【あるもので対応するという姿勢の醸成】が抽出された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2022年度に実施した調査結果をまとめるのに時間を要し、2023年度は調査結果をもとにした介入方法の検討とプレテストを行う予定だったが、介入方法の検討のみになった。

今後の研究の推進方策

2023年度に検討した介入を2024年度に早期に実施する。

次年度使用額が生じた理由

使用額が生じた理由は、当初の予定では、2024年度おこなう介入のプレテストを2023年度おこなう予定だったが実施できなかった為である。使用計画としては、介入に使用する媒体を作成するために使用する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Matters Prioritized in Business Continuity Plans by Directors of Nursing of Affected Hospitals2024

    • 著者名/発表者名
      Chiaki Togashi
    • 学会等名
      the 27th East Asian Forum of Nursing Scholars (EAFONS)
    • 国際学会

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公開日: 2024-12-25  

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