研究課題/領域番号 |
20K10617
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 京都看護大学 (2022-2023) 天使大学 (2021) 清泉女学院大学 (2020) |
研究代表者 |
津波古 澄子 京都看護大学, 看護学部, 教授 (20302870)
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研究分担者 |
中島 恵美子 杏林大学, 保健学部, 教授 (10449001)
三浦 友理子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (70709493)
藤野 ユリ子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (90320366)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 概念基盤学習 / コンセプトに基づく学習 / 看護実践力の育成 / 学生の主体的思考 |
研究成果の概要 |
研究目的は、概念に基づく学習を通した看護実践能力を育成する教育方法の実装に向けて1)看護大学間の教育ネットワークを創り、2)日本の看護教育における概念の使用頻度のベンチマークを行い今後の教育方法に資する。 研究成果は、1)日本の4大学と米国Kansas大学間でのネットワークを通して、オンライン講演(2021年Dr. Giddens; 2022年Dr.Phillips; Gay; 2023年Dr.Gidden)を開催し交流。講演内容を看護系ジャーナルに掲載した。また、2023年8月に学術集会交流セッションで多くの参加者との交流が広がった。調査研究の成果は学会に投稿(査読中)。
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自由記述の分野 |
看護学基礎
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学習の科学に基づく「概念基盤学習」の研究は、昨今の教育におけるグローバルに求められている能力ベース教育(competency-Based Education)の看護実践能の育成に必要な概念と評価方法の一つの可能性として焦点をあてたものであり、日米の多大学教育ネットワークの交流で討議を深めたことは社会的に意義深い。また、研究の成果としてベンチマーキングした使用頻度の高い(60%以上)35コンセプトは、現行看護教育において一般的に使用度傾向にあるコンセプトであると推察され、看護実践を支持するコンセプトに基づく学習に活用可能となり得ることが示唆されたことは、学術的意義を示すものである。
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