研究課題/領域番号 |
20K10629
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
青木 慶子 浜松医科大学, 医学部, 特任研究員 (20456552)
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研究分担者 |
尾島 俊之 浜松医科大学, 医学部, 教授 (50275674)
井上 真智子 浜松医科大学, 医学部, 特任教授 (80609090)
斉本 美津子 浜松医科大学, 医学部, 助教 (60347383)
金子 惇 横浜市立大学, データサイエンス研究科, 准教授 (80825076)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 診療所看護職 / 地域包括ケア / 卒後教育 |
研究実績の概要 |
当初の最終年度にWEBアンケート調査が目標数に達しなかったため、本研究を1年延長し、調査依頼書類を1043の診療所に郵送して5月までに目標数の350を超える回答数を得ることができた。 本研究の前半で実施した2回のフォーカスグループインタビューの結果から、下記に示す国内外の学術カンファレンスにおいて計3題発表した。 5月に開催された第14回日本プライマリケア連合学会学術大会では、地域包括ケアを実践している診療所看護職の自発的な学習やチャレンジ精神の根底には、地域で暮らす患者に寄り添う看護観が存在し、学び合う仲間の存在が学習継続のモチベーションに働きかけていることを口頭発表した。 10月には、WONCA 2023 World Conferenceにおいて、地域包括ケアを実践する診療所看護職は,卒業後も患者中心の看護の看護理念を持ち続けながら学び続けており,互いに学び合う看護職の仲間がいることで,診療所における看護職の役割を深められていることをポスター発表した。 11月に開催した第82回日本公衆衛生学会総会では、勤務先においてOJTや自治体主導の研修など就労時間に配慮した教育システムが整備されていたことで、診療所看護職は地域包括ケアの知識やスキルが習得でき、自発的に診療所看護職が地域包括ケアを展開し続けていくためには、自治体や保健所などが診療所看護職の人材育成に働きかけることが求められることをポスター発表した。
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