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2023 年度 研究成果報告書

「アドヒアランス」を焦点とした看護診断の根拠レベルの向上

研究課題

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研究課題/領域番号 20K10632
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関愛媛大学 (2022-2023)
長崎大学 (2020-2021)

研究代表者

永田 明  愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (30401764)

研究分担者 大山 祐介  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (40789567)
菊池 麻由美  東邦大学, 看護学部, 教授 (50320776)
田中 準一  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (80718990)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード看護診断 / アドヒアランス / アドヒアランス不足 / 概念分析 / 根拠レベル
研究成果の概要

概念分析を行い、アドヒアランスの概念構造を明らかにした。その結果,「不適切な医薬品の 管理」「不適切な医薬品の使用」「処方より多く服用」「処方より少なく服用」「自分で処方量を調整する」「支持された食事ができない」「支持された運動が できない」「同意した衛生ガイドラインに反する行動」など8つの属性が明らかになった。さらに,20の先行要件と,5の帰結が明らかになった。しかし,概念分析の結果が、アドヒアランスの 概念の構造を十分に示していないことが判明したため、再分析する必要性が生じた。また研究代表者が所属機関を異動したために、次の根拠のコンセンサス研究の準備を行ったが、研究の実施には至らなかった。

自由記述の分野

基礎看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

概念分析を行い、アドヒアランスの概念構造を明らかにした。その結果,「不適切な医薬品の 管理」「不適切な医薬品の使用」「処方より多く服用」「処方より少なく服用」「自分で処方量を調整する」「支持された食事ができない」「支持された運動が できない」「同意した衛生ガイドラインに反する行動」など8つの属性が明らかになった。さらに,20の先行要件と,5の帰結が明らかになった。これらの結果は,慢性疾患等をもつ患者の療養行動の特徴を示す可能性があり,それらの患者に対して医療が向き合う視点のヒントを提供するものと考える。

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公開日: 2025-01-30  

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