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2022 年度 実施状況報告書

看護学教師のコンピテンシーモデルに基づく病態教授活動自己評価尺度の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K10645
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

本谷 久美子  埼玉医科大学, 保健医療学部, 准教授 (70458537)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード看護学教師 / 病態 / 教授活動 / コンピテンシー / 尺度開発
研究実績の概要

本研究は、看護学教師(以下、教師)のコンピテンシーモデルに基づく「看護学実習における病態教授活動自己評価尺度」を開発することを目的とした。令和2年度は研究課題1の質研究を実施し、教師の看護学実習における病態教授活動のプロセスと行動特性をM-GTAにより明らかにした。その行動特性をもとに尺度原案37項目を作成し、看護系大学の成人看護学・老年看護学に所属する教師を対象とした調査を実施した。質研究については既に看護系学会誌へ投稿し、掲載済みである。令和3年度は、尺度の内的整合性、構成概念妥当性、基準関連妥当性、信頼性を確認し、さらに再テスト法を実施し尺度の再現性を確認した。なお、本研究は教師のコンピテンシーを分類・モデル化するまでに至らず、コンピテンシーに基づいた尺度の開発に留まった。また、「看護学実習における病態教授活動自己評価尺度」を「看護学実習における病態教授活動評価尺度」と修正した。尺度の開発は令和4年度で完了し、看護系学術集会にて本研究の成果公表を終えている。現在、開発尺度の国内誌への投稿を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究課題1の質研究の結果をもとに、研究課題2の開発尺度の信頼性・妥当性の検証を終え、現在国内誌への投稿を進めている。

今後の研究の推進方策

本年度中の国内誌への投稿および掲載を目指す。

次年度使用額が生じた理由

COVID-19感染流行により看護系学術集会がオンライン開催となり、学術集会参加の宿泊費を含む旅費が不要となったため当該年度の予算は使用されずに次年度に繰り越すこととなった。R5年度は現地開催が予定されており、当該年度の予算を執行する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 看護学教師の病態教授活動に関する海外文献レビュー2023

    • 著者名/発表者名
      本谷 久美子、荒木田 美香子
    • 雑誌名

      日本看護研究学会雑誌

      巻: 46 ページ: 1_63~1_72

    • DOI

      10.15065/jjsnr.20221013192

    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2023-12-25  

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