研究課題/領域番号 |
20K10730
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
小池 純子 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 地域・司法精神医療研究部, リサーチフェロー (00617467)
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研究分担者 |
藤井 千代 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 地域・司法精神医療研究部, 部長 (00513178)
菊池 安希子 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 地域・司法精神医療研究部, 室長 (60392445)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 重度精神障害者 / 医療観察法 / 長期入院 |
研究実績の概要 |
精神障害が重度かつ慢性となっている精神障害者と、医療観察法対象者の臨床的な特徴を探索的に検討し、医療観察法対象者との共通点と相違点、および臨床経過を明らかにすることを目的として、カルテ調査を行った。 2020年11月から2021年11月までを調査期間とし、長期入院や入院後に引き続き問題行動を行うことが多い病棟(病棟1)と、医療観察法病棟(病棟2)に在院中の男性患者を対象としてカルテ調査を行った。調査項目は、基礎情報、臨床データおよび臨床経過(最大13,737日)、薬剤データ、社会資源利用状況、触法・犯罪歴、BPRS、問題行動評価表、日常生活能力評価であり、診療録とこれに付随する資料をもとに、作成した調査票にデータを転記した。 2021年度内に、病棟1の患者35名と病棟2の患者25名の調査とデータクリーニングを完了し、現在集計中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナの影響により、調査を行うことができない状況が継続している。
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今後の研究の推進方策 |
医療機関と調整のもと、可能な範囲の調査計画を立てる(計画の見直しを必要とする)。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナの影響で、計画した調査が順延となっているため。
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