研究課題/領域番号 |
20K10730
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
小池 純子 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部, 室長 (00617467)
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研究分担者 |
藤井 千代 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部, 部長 (00513178)
菊池 安希子 武蔵野大学, 人間科学部, 教授 (60392445)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 触法精神障害者 / 医療観察法 / 精神保健 |
研究実績の概要 |
本研究では、コロナウイルス感染症の影響があり、病棟における調査の実施ができなかった。またこの間に、医療機関の病棟の再編も行われ、現段階では、調査の調整が停止している。このため本研究では、①カルテ調査の多角的な分析、②触法精神障害者の司法と医療の協働に関するスコーピング・レビュー、および触法精神障害者と意思決定に関するスコーピング・レビュー、③司法精神医療体制に関する調査に基づいた知見の整理を行っている。
令和5年度は、下記の通りのことを実施した。 ①カルテ調査結果にについて、縦断的な経過の把握分析中である。 ②触法精神障害者の司法と医療の協働に関するスコーピング・レビューについては、論文化を行っている。本年度中に成果報告予定である。触法精神障害者と意思決定に関するスコーピング・レビューは、検索式を作成し、次年度にレビューを開始する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナウイルス感染症に伴い、病棟における調査が困難になった。またその後も、コロナウイルスの発生、病棟の編成の調整が行われるなど、病棟での調査が計画通りに実施することが困難になったため。
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今後の研究の推進方策 |
病棟における調査が困難になってるため、知見の整理、および行った調査の多角的な分析を行って、成果につなげる。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナウイルス感染症の時期に予定していた調査が計画通りに行えなかったため。
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