研究課題/領域番号 |
20K10732
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
池松 裕子 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (50296183)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | critically ill / QOL |
研究実績の概要 |
クリティカルな患者のQOLについて、文献を集め、現在レビューを行っているところである。本研究では患者自身のQOLに焦点を当てているが、既存の文献では家族についての研究が多く、なかなか思うように収集できていない。今後は、対象を広げ、がん患者のターミナル期におけるQOLや、新生児・乳幼児のQOLについての論文が探せればと考えている。直接的ではないが、クリティカルな状態にある患者のQOLに関連した研究として、ICU患者の身体拘束についての調査研究について、論文を出版した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
今年度中にはエキスパートナースを対象にフォーカスグループインタビューを行う予定であったが、COVID-19のパンデミックが収束の兆しが見えず、次々に波が訪れるため、なかなかタイミングがつかめていない。
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今後の研究の推進方策 |
次年度にはQOLについてのシステマティックレビュー論文をまとめて投稿するとともに、COVID-19が落ち着けばエキスパートナースのフォーカスグループインタビューを実施したいと考えている。
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次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19のパンデミックが収束せず、最前線でCOVID-19患者を含む重症患者を看護している看護師に研究協力を依頼することができなかった。
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