研究課題/領域番号 |
20K10740
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 日本保健医療大学 |
研究代表者 |
熊坂 隆行 日本保健医療大学, 保健医療学部看護学科, 教授 (80347385)
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研究分担者 |
藤澤 博子 日本医療科学大学, 保健医療学部看護学科, 講師 (30794705)
山村 健介 新潟大学, 医歯学系, 教授 (90272822)
工藤 久美子 日本保健医療大学, 保健医療学部看護学科, 講師 (50843992)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 終末期患者 / 動物介在療法 / 動物介在療法体験 / 患者家族 / 動物介在による影響 / 動物介在による効果 / 自律神経活動の変化 |
研究成果の概要 |
3年間のうち、2年間はコロナウイルスの影響により、調査ができなかった。そのような中、対象の家族は、合計で32名であった。介入群が18名、非介入群が14名で、男性が5名、女性が27名であった。調査は、脈拍、唾液アミラーゼ、VASスケール、心電図を行ない、VASについては、介入後の数値が高く、有意差が見られたことから、動物の介入で何らかのプラスの効果が得られたと考えられた。今回の調査から有意差はスケール以外は見られなかったが、介入前より介入後の数値がプラスの効果を示していたことから、今後も研究を継続し、患者家族における動物の効果について追及していくとともに学会発表、論文として公表を行なっていく。
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自由記述の分野 |
臨床看護学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
動物と触れ合った患者の家族に、気分の変化の改善、心電図のR-R間隔の変化と唾液アミラーゼ値にAAT実施前後で改善を予測し、研究を行なった。気分の変化については、介入後の数値が高く、有意差が見られたことから、動物の介入で何らかのプラスの効果が得られたと考えられた。気分以外は有意差は見られなかったが、介入前より介入後の数値がプラスの効果を示していたことから、今後も追及していくことで、気分の変化、自律神経の変化、ストレス変化、バイタルサインから、動物介在療法の有効性が明らかとなると考えられ、終末期における患者の家族に対して特定した代替療法の1つとして確立できる。
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