研究課題/領域番号 |
20K10774
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研究機関 | 鈴鹿医療科学大学 |
研究代表者 |
大西 和子 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 教授 (30185334)
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研究分担者 |
田中 久美子 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 准教授 (20817556)
辻川 真弓 三重大学, 医学系研究科, 教授 (40249355)
井上 佳代 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 准教授 (40378295)
中村 喜美子 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 准教授 (80796392)
紀藤 千春 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 助教 (90738220)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | がんサバイバー / 補完療法 |
研究実績の概要 |
2021年度も新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により研究を進めることができなかった。研究対象者が急性期総合病院の外来がん患者であるため、施設側の感染対策として外部者の患者への介入研究は許可されなかった。2021年度後半からCOVID-19の感染者数が減少したため、研究再開を始めたところ、オミクロン株の感染が再び流行しはじめ、再度、 外来がん患者(がんサバイバー)への接触が不可となり、研究が中断となった。この研究は4カ月間、外来でがん患者をフォローするため継続が困難になった。また、このCOVID-19 により外来がん患者が減少していたため、研究計画当初の対象人数の確保も難しくなった。 従って、このCOVID-19が収束しない限り、この研究計画の変更を余儀なくされることになると考える。2022年中に研究再開が出来なければ、この研究を中止することも視野に入れる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究対象者が急性期総合病院の外来がん患者(がんサバイバー)であるため、施設側の感染対策として外部者の患者への介入研究は許可されなかった。この研究は、2020年10月から2023年3月までに、60名を対象に4カ月間フォローアップしながらその成果を評価するものである。しかし、COVID-19の発症時期と重なり、研究対象者のいる施設側の感染対策として患者に接触することができず、研究を中断せざるを得なかった。そのため、研究はほとんど進んでいない状態である。
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今後の研究の推進方策 |
COVID-19が収束し、外来がん患者(がんサバイバー)との接触ができるようになれば(病院側の許可が必要である)、すぐに研究を再開することを考えている。2022年中に研究再開が出来なければ、この研究を中止せざるを得ないことも視野に入れている。
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次年度使用額が生じた理由 |
2020年の初年度に、研究準備として購入したアロマオイルの原液などが古くなりつつあるため、新しいアロマオイルの購入が必要になる。また、学術集会参加費やデータ整理の人件費などについてもいつCOVID-19が収束するかによるため、現時点では助成金の使用について明確にすることは難しい状況にある。
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