研究課題/領域番号 |
20K10784
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
宇都宮 明美 関西医科大学, 看護学部, 教授 (80611251)
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研究分担者 |
良本 政章 兵庫医科大学, 医学部, 特別招聘教授 (40309472)
牧野 晃子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (40791489)
井沢 知子 京都大学, 医学研究科, 看護師長 (50538436)
亀井 智子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (80238443)
飯田 有輝 藤田医科大学, 医学部, 客員教授 (80808741)
明神 哲也 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (00521428)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 開心術高齢患者 / フレイル予防 / 多職種連携 |
研究実績の概要 |
2023年7月に開催された第19回日本クリティカルケア看護学会学術集会の交流集会11において「開心術を受ける高齢フレイル患者への多職種介入」というテーマで①フレイルに関する海外の現状(海外論文レビューから)、②国内開心術を受ける患者の高齢化の課題、③高齢開心術を受ける患者に対する看護外来の実践報告(アクションリサーチと事例報告)の発表を研究代表者・研究分担者・研究協力者で実施した。約70名の参加があった。意見交流の時間では、開発したプログラムについて、内容については理解が得られたが、方法としては、看護専門外来だけでなく、入退院支援センターの活用や入院後からの多職種連携の可能性についてや、人材確保の難しさについて意見が出された。 交流集会後の参加者へのアンケートから、本プログラムへの参加について5施設の申し込みがあった。次年度、5施設へのプログラムのオリエンテーションと実施支援の予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
プログラム参加希望施設が大学病院・総合医療センター・地域連携病院など多様な施設であり、施設背景や施設での中心メンバーとの調整に時間がかかっていること。
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今後の研究の推進方策 |
研究分担者と協力して、各施設での本プログラムの施設にあった導入方法を協議し、早期にプログラムを実行し、導入後3か月・6か月評価を実施していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
今年度試行予定施設との試行可能性検討等の調整に時間がかかってしまった。このため、使用予定であった各試行施設での実施に向けた会議費、交通費、調査費を次年度使用する予定である。
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