| 研究課題/領域番号 |
20K10796
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| 研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
瀬戸 奈津子 関西医科大学, 看護学部, 教授 (60512069)
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| 研究分担者 |
正木 治恵 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (90190339)
清水 安子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50252705)
高橋 延行 関西医科大学, 医学部, 教授 (10298870)
大原 千園 関西医科大学, 看護学部, 研究員 (90376202)
村内 千代 関西医科大学, 看護学部, 講師 (00824278)
藤本 悠 関西医科大学, 看護学部, 助教 (70803310)
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| 研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2026-03-31
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| キーワード | 外来看護 / 高齢慢性疾患患者 / 包括的アセスメント / ツール開発 |
| 研究実績の概要 |
本研究では、高齢慢性疾患患者を対象に在宅と病院をつなぐ外来看護の機能を強化するために、外来看護包括的アセスメントツールの開発を目的としている。2024年度は【認知症】DASC-8(認知・生活機能質問票)を併せたアセスメントツール項目の洗練した。【糖尿病】については、抽出した糖尿病のある高齢慢性疾患患者への予防と早期発見を念頭に置いたアセスメント項目に対し、2024年度5月に糖尿病診療ガイドラインが改訂されたことから、最新の指針を併せてアセスメント項目とした。 【フレイル】については、研究成果の一部として、「中規模総合病院の外来に通院する高齢慢性疾患患者のフレイルの特徴」(日本慢性看護学会誌第19巻,2025)を公表した。論文の概要は次の通りである。[目的]循環器・呼吸器内科を受診する高齢慢性疾患患者を対象に、フレイル状態にある患者の割合や背景にある因子を明らかにする。[方法]中規模総合病院の一施設において、連続した5日間のうち循環器・呼吸器内科を受診した65歳以上の予約患者を対象にアンケート調査を実施した。基本チェックリスト総合点でフレイル判定を行い、フレイル・プレフレイル・健常の3群に分けた。基本チェックリスト総合点と構成要素の相関の比較、フレイル群と基本属性の関連の検討を行った。[結果]211名のフレイル評価は、フレイル判定が50.2%であった。フレイル群と関連のあった基本属性は、女性、年齢層が高い、薬の数が6種類以上、受診行動で送迎がいること、支援者に体調変化の指摘をされた経験であった。[結論]フレイル割合は先行研究の調査よりも高く、受診行動で送迎がいること、支援者から体調の変化を指摘された経験があることは、フレイルの進行を予測する特徴として外来看護で活用できる可能性が示唆された。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
3: やや遅れている
理由
2020年度よりCOVID-19対応によるオンライン授業の準備、事務局を務める学術集会の延期やオンライン開催への変更対応等に多くの時間を費やしたため、予定より作業がやや遅れてしまった。その遅れの影響と2021年、2022年とCOVID-19対応が継続されたため、その影響を受けて2024年度もやや遅れている状況が続いたため、2024年までの研究期間を1年間延長した。
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| 今後の研究の推進方策 |
高齢慢性疾患患者への外来看護包括的アセスメント技術の体系化に向けて、高齢者の複合疾患として要支援・要介護が必要になった原因として上位に位置するものを選択した。その具体的な疾患名は、認知症、脳血管疾患を含む循環器疾患(高血圧症、不整脈、慢性心不全等)、高齢による衰弱や骨折・転倒等(通称、フレイル)、糖尿病である(厚生労働省,2016)。 これまで循環器疾患(高血圧症、不整脈、慢性心不全等)およびフレイルに関する外来に通院する高齢慢性疾患患者へのアセスメント項目、ならびに糖尿病に関する外来に通院する高齢慢性疾患患者、認知症に関するアセスメント項目を抽出した。2023年度、2024年度はこれらの成果を関連学術集会ならびに順次論文として公表している。 2025年度はこれまでの研究成果におけるデータを整理・集約・統合するとともに、アセスメントツールの試行を通して、ブラッシュアップする予定である。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
2020年度より、本研究課題に着手しているものの同時期のCOVID-19対応に多くの時間を費やしたため、予定より遅れが生じた。2021年、2022年とCOVID-19対応が継続されたため、遅れている状況が続いており、2024年までの研究期間を1年間延長した。2025年度はこれまでの研究成果におけるデータを整理・集約・統合するとともに、アセスメントツールの試行を通して、ブラッシュアップ予定である。
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