| 研究課題/領域番号 |
20K10853
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| 研究機関 | 千葉大学 |
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研究代表者 |
木村 佳代子 千葉大学, 大学院看護学研究院, 助教 (30635371)
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| 研究分担者 |
森 恵美 千葉大学, 大学院看護学研究院, 教授 (10230062)
岩田 裕子 千葉大学, 大学院看護学研究院, 特任准教授 (00292566)
前原 邦江 千葉大学, 大学院看護学研究院, 准教授 (00302662)
遠山 房絵 千葉大学, 大学院看護学研究院, 助教 (70845073)
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| 研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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| キーワード | 看護 / 後期早産 / 母子相互作用 |
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| 研究実績の概要 |
本研究課題は、後期早産児とその母親の育児支援を目指し、母子相互作用を促進する看護介入プログラムの開発を目的としている。令和3年度は、以下のように研究活動を行った。
1.研修会参加とプレテストの実施：本研究課題に対して以下の研修会に参加し、母子相互作用を評価する為のライセンスの取得、すでにライセンスを取得しているものは技術の研鑽・更新を行った。①「乳幼児親子関係性アセスメント尺度（NCAST：Nursing Child Assessment Satellite Training，fooding teaching）」フォローアップ講習参加し、研究利用のためのライセンスを更新した。②「Infant CARE-Index（ICI）」講習会参加。研究利用のためのライセンスを申請中。
2．研究倫理審査委員会への計画書提出と承認
文献検討及び研究代表者が受講した研修の成果等に基づき研究計画書を作成。令和3年9月、研究代表者所属施設の研究倫理審査委員会に計画書を提出し、承認を得た。
3.データ取集と分析
本研究は、研究者代表者が研究対象者（出産数日内～）の傍で母子相互作用場面を撮影し、録画データの収集を行う方法を計画している。しかし、令和3年12月からのCOVID-19感染症第6波の影響で、研究協力施設及び研究対象者の獲得が非常に困難となった。そこで、感染症流行禍でのデータ取得方法の再検討やリサーチナースの設定等、感染と安全に配慮した研究計画へと修正を行った。この計画修正等に時間を要し、研究対象者の募集が遅れた。しかし、令和4年1～2月より、総合周産期医療センター及び産院での参加者募集が開始でき、後期早産の出産状況によりデータ収集を進めていく最中である。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究実施計画に沿った遂行を目指して、令和3年12月から研究データ収集を開始する予定であったが、COVID-19感染症流行禍のため研究協力施設及び研究対象者の募集が滞っており、目標に到達していないため、進捗状況は「やや遅れている」と判断した。
また、COVID-19感染症流行禍での研究計画へと再考が必要であったため、データ収集方法等の計画修正に時間を費やした。しかし、研究計画を再考したことで、効率的な方策を見出すことができており、令和4年度は本研究を前向きに進めていく予定である。
計画変更に合わせ、観察研究の分析についても再考を行い、PTS113A（行動コーディングシステム）の購入は次年度へ繰り越すこととした。
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| 今後の研究の推進方策 |
以下のように、研究実施計画を修正して進めていく。
１．データ収集と分析
①令和4年7月までデータ収集を行い、8～10月を目途に収集した研究データの分析を行い、結果をまとめる。②令和4年8月、データ分析のため研究協力者にNCAST講習受講を依頼。③令和4年11月以降、国際看護学会において研究成果を発表する。④令和5年3月末までに研究成果を論文にまとめ学会誌に投稿する。
２．研究が計画通りに進まない場合の対応
令和4年7月まに研究対象数が十分得られない場合は、事例ごとに分析して事例報告として成果をまとめる。その上で、予定期間終了後にも研究を継続して成果をまとめ、公表する。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19感染症流行のため、データ収集・分析に遅れが出ている。観察研究の分析のためのPTS113A（行動コーディングシステム）の購入は次年度へ繰り越す。
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