研究課題/領域番号 |
20K10861
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研究機関 | 富山県立大学 |
研究代表者 |
寺井 孝弘 富山県立大学, 看護学部, 講師 (20595326)
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研究分担者 |
若瀬 淳子 富山県立大学, 看護学部, 講師 (30718599)
高木 園美 富山県立大学, 看護学部, 講師 (80734178)
松本 美子 富山県立大学, 看護学部, 助教 (80840503)
西村 香織 富山県立大学, 看護学部, 助教 (20846133)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 児童虐待 / 予防 / 子育て世代包括支援 / ポピュレーションアプローチ / システム / 親 / メンタルヘルス |
研究実績の概要 |
本研究は、近年支援の必要性がいわれている「特定妊婦」への支援や「妊娠期からの児童虐待予防対策」に資する児童虐待1次予防のシステムの構築を目指している。そのために、児童虐待予防に取り組む施設職員へのインタビューと当該施設利用をする親へのアンケート調査を行う予定である。
2020年度は、市町村、保育施設等への依頼を行い、研究対象施設・対象者の確保を盤石にする予定であったが、コロナ禍における職場の対応や他施設への立ち入りが困難であったこともあり、研究方法(調査方法等)を再検討した。
また、本研究で親への調査項目(尺度)として使用する予定である『育児困難心性尺度』の論文投稿を行った(Journal of Family Trauma, Child Custody & Child Development)。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本研究は、近年支援の必要性がいわれている「特定妊婦」への支援や「妊娠期からの児童虐待予防対策」に資する児童虐待1次予防のシステムの構築を目指している。具体的な調査は、児童虐待1次予防に取り組む施設の職員とその施設を利用している親に行う予定だが、昨今の情勢を踏まえた研究全体(特に研究方法)の再検討を行う必要性が生じた。よって、研究を実施する準備状況としては不十分な状態である。
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今後の研究の推進方策 |
昨今の情勢を踏まえ、研究目的を達成するための調査方法に計画を修正し、倫理審査を受審する。移り変わる情勢に対応しつつ、他の共同研究との調整をはかりながら、研究に取り組んでいく予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
次年度使用額が生じたのは、この情勢の影響で予定していた使用内容に変化が生じたためである。この次年度使用額は、次年度の文献複写、印刷費等の一部にあてる予定である。
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