研究課題/領域番号 |
20K10865
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研究機関 | 福岡県立大学 |
研究代表者 |
吉田 静 福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (30453236)
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研究分担者 |
佐藤 香代 国際医療福祉大学, 福岡看護学部, 教授 (80170736)
藤木 久美子 国際医療福祉大学, 福岡看護学部, 助教 (80632653)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 子ども / 喪失 / 父親 / ケア / 支援 / ケアモデル |
研究実績の概要 |
研究実施において開催を予定しているワークショップは対面で行う予定であり、オンラインでの開催は難しい状況である。そのため、前年度に引き続き令和2021年度のワークショップ開催を見合わせた。しかし、2020年からのCOVID-19に対する社会の感染対策状況から鑑みて2023年に実施するように、2022年はワークショップ開催日程や場所の選定、内容等の検討を開始する。2021年度は計画に沿ってワークショップを開催することはできなかったが、現段階までの研究成果2本を学術誌に投稿し、1本は掲載され、1本は査読後審査結果を待っている状況である。 2023年(予定)のワークショップでは、東日本(関東)と西日本(関西、九州)での開催を検討している。「父親の求めに応じた臨床でのケア内容」をテーマとしたワークショップを開催し、父親へのグリーフ支援プログラムを開発する。プログラム開発の教材化に当たって、母親へのグリーフケアプログラム開発者、自助グループ運営代表、子どもの喪失経験を持つ父親にアドバイザーとして参加してもらう。 方法①:ワークショップ(子どもを喪失した父親への死別ケア)における「父親が看護師に求めるケア」の実践応用検討会の実施とグリーフ支援プログラムを作成する 方法②:グリーフ支援プログラム実践協力施設を募り、プログラムを実践、評価、修正を繰り返し、最終的なグリーフ支援プログラムを完成する 2024度後半以降に開発したプログラムを研究協力5施設で実践し(父親10名、1施設2名を予定)、プログラムを実践、評価、修正を繰り返し行い、完成度を高める。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究実施において開催を予定しているワークショップは対面で行う予定であり、オンラインでの開催は難しい状況である。そのため、前年度に引き続き令和2021年度のワークショップ開催を見合わせた。しかし、2020年からのCOVID-19に対する社会の感染対策状況から鑑みて2023年に実施するように、2022年はワークショップ開催日程や場所の選定、内容等の検討を開始する。 2021年度は計画に沿ってワークショップを開催することはできなかったが、現段階までの研究成果2本を学術誌に投稿し、1本は掲載され、1本は査読後審査結果を待っている状況である。
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今後の研究の推進方策 |
2020年からのCOVID-19に対する社会の感染対策状況から鑑みて2023年に実施するように、2022年はワークショップ開催日程や場所の選定、内容等の検討を開始する。 2023年(予定)のワークショップでは、東日本(関東)と西日本(関西、九州)での開催を検討している。参加者として、子どもを亡くした父親へのケアや支援の経験のある助産師、看護師と自助グループ代表などが共に父親への具体的なケアや支援について検討し、実現可能なモデルを作りたいと考えている。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究計画に沿って2021年度に開催を予定していたワークショップをCOVID-19の社会への感染まん延によって、開催することができなかった。また開催に向けた準備としての会議はオンラインによって費用は不要であったが、2023年度(予定)開催を東日本(関東)、西日本(関西、九州)の3か所で行う予定であり、そのための場所を予約するために費用が必要である。また、開催が確定した場合、ワークショップ開催案内のチラシ作成、案内発送のための経費、ワークショップにおける文房具等消耗品等の購入が必要である。
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