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2024 年度 実績報告書

特別支援学校における医療的ケア関係者への支援方法の構築

研究課題

研究課題/領域番号 20K10942
研究機関神戸市看護大学

研究代表者

二宮 啓子  神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (50259305)

研究分担者 勝田 仁美  甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 教授 (00254475)
清水 千香  神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (00845357) [辞退]
内 正子  神戸女子大学, 看護学部, 教授 (20294241)
丸山 有希  神戸大学, 保健学研究科, 保健学研究員 (50759389)
山本 陽子  神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (60622553) [辞退]
半田 浩美  神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (90305706) [辞退]
原 朱美  近畿大学, その他部局等, 教授 (70613800)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワード医療的ケア / 特別支援学校 / 看護師 / 支援プログラム / 教諭 / 養護教諭 / 連携
研究実績の概要

令和6年度は、医療的ケアを看護師のみが実施しているA特別支援学校における1年間の支援プログラムの実施結果について学会で発表するとともに、令和5年度に実施したB特別支援学校における実施結果、並びに特別支援学校2校における1年間の支援プログラムの効果について分析した。2校における1年間の支援プログラムの効果については、支援プログラム後に学校の医療的ケアの状況がやや改善したと評価した者は、看護師11人中7人(64%)、教諭23人中11人(48%)、養護教諭2人中1人(50%)で、自身に利益があったと評価した者は看護師73%、教諭57%、養護教諭100%であった。その理由は、「病状が悪化した児への対応基準が明確になり、職員間で共有できた」「全体で研修し、一緒に話す場が持てたことで、他の職種の考えを知り、コミュニケーションが取りやすくなった」等であった。看護師の変化としては、「養護教諭と看護師が話し合う時間確保が困難である」認識が有意に低下、「体調不良時には安心して欠勤できるバックアップ体制がある」の認識が有意に上昇していた。「学校と病院の違いを知った」「学校看護師として視野が広くなった」「本校の問題点が明確になり意義はあったが、積極的に取り組まない人との関係性が悪くなった」等の意見があった。教諭の変化としては、看護師の「児童生徒の健康状態に関する判断」「ケア実施のタイミングの提案」への評価、並びに「他職種を助けることを上手にできる」の認識が有意に高くなり、「医療的ケアは看護師主体で行ってほしいと思う」認識は有意に低くなった。また、2校における3つの共通する課題が明らかになり、共通のアクションプランを実施していた。これらのことから、本支援プログラムは、医療的ケアを看護師のみが実施している特別支援学校の医療的ケアの状況やその関係者間の連携の改善に一定の効果が得られる可能性が示唆された。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2025 2024

すべて 学会発表 (5件)

  • [学会発表] 看護師のみが医療的ケアを実施しているE特別支援学校における学校支援プログラムの効果2025

    • 著者名/発表者名
      熊谷智子、二宮啓子、勝田仁美、内正子、丸山有希、清水千香、原朱美
    • 学会等名
      日本小児看護学会第35回学術集会
  • [学会発表] 医療的ケアを看護師のみで実施している特別支援学校2校における学校支援プログラムの効果―看護師、教諭、養護教諭の変化―2025

    • 著者名/発表者名
      二宮啓子、勝田仁美、内正子、熊谷智子、丸山有希、清水千香、原朱美、山本陽子
    • 学会等名
      第72回日本小児保健協会学術集会
  • [学会発表] 医療的ケアを看護師のみで実施しているD特別支援学校における学校支援プログラムによる看護師, 教諭, 養護教諭の変化2024

    • 著者名/発表者名
      内正子、二宮啓子、勝田仁美、山本陽子、清水千香、丸山有希、熊谷智子、原朱美
    • 学会等名
      第71回日本小児保健協会学術集会
  • [学会発表] 医療的ケアを看護師のみで実施している特別支援学校における医療的ケア関係者への支援方法(第1報)D校における医療的ケア関係者の連携に関する認識と課題2024

    • 著者名/発表者名
      二宮啓子、勝田仁美、山本陽子、清水千香、内正子、丸山有希、熊谷智子、半田浩美
    • 学会等名
      日本小児看護学会第34回学術集会
  • [学会発表] 医療的ケアを看護師のみで実施している特別支援学校における医療的ケア関係者への支援方法(第2報)D校における学校支援プログラムによる支援と効果2024

    • 著者名/発表者名
      熊谷智子、勝田仁美、二宮啓子、山本陽子、清水千香、内正子、丸山有希、原朱美
    • 学会等名
      日本小児看護学会第34回学術集会

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公開日: 2025-12-26  

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