研究課題/領域番号 |
20K10944
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
田之頭 恵里 高知県立大学, 看護学部, 助教 (90758905)
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研究分担者 |
池添 志乃 高知県立大学, 看護学部, 教授 (20347652)
中野 綾美 高知県立大学, 看護学部, 教授 (90172361)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 生体肝移植 / 小児 / 心理社会的課題 |
研究成果の概要 |
国内の31文献から、心理・社会的課題として、1.原疾患や治療に伴う制限によって生じる形態的発育や機能的発達に関連した認知機能、情動、社会性の発達につながる課題、2.治療や外来通院、服薬などの療養法を実施・継続していくことの課題、3.原疾患を発症してからの様々な体験のなかで、肝移植を受けた者としての自己を認識していくことに関連する課題、4.子どもが病気を発症してから肝移植を受ける経過のなかで、親やきょうだいとの間で生じる複雑な葛藤を含む家族関係に関する課題、5.肝移植に至る原疾患や肝移植後の病状の変化、それに伴う生活の場やライフステージの変化によって生じる課題を抽出し、支援の方向性を見いだした。
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自由記述の分野 |
小児看護
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、小児期に生体肝移植を受けた子どもは、主に移植実施施設やその関連施設の医師によって身体面を中心としたフォローアップが行われているが、身体面だけでなく子ども特有の心理・社会的な側面を含めた子どもの全体性から子どもの支援を考えるうえで、今回明らかになった①~⑤の課題を活用することができると考える。また、これらの課題をもとに、支援の現状もふまえて長期的で継続的かつ包括的な視点からの長期的なフォローアップシステムの構築に向けた検討につなげることができると考える。
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