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2020 年度 実施状況報告書

在宅療養高齢者への訪問看護師によるフットケアプロトコールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K10983
研究機関仙台赤門短期大学

研究代表者

平尾 由美子  仙台赤門短期大学, 看護学科, 教授 (60457752)

研究分担者 小笠原 祐子  和洋女子大学, 看護学部, 准教授 (80404929)
東本 恭幸  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 教授 (10782451)
立石 和子  仙台赤門短期大学, 看護学科, 教授 (80325472)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードフットケア / 在宅療養高齢者 / 訪問看護師 / プロトコール検証
研究実績の概要

研究者らが開発した『訪問看護師のための在宅療養高齢者に対するフットケアプロトコール(原案)』を用いた介入を、訪問看護ステーションの看護師とともに実施しする予定であった。しかし新型コロナウイルス感染拡大防止のため、事業所および療養者宅へ入ることが事実上不可能な期間が続いた。そのため、介入の時期を探りつつ、研究者間で原案の見直しを実施し、専門家会議メンバーと検討・吟味し、文献検討を再度実施した。
介入研究の足止めの期間が長引いたため、さらにその期間を活用し、プロトコール(原案)の内容精練のための研究を新たに追加した。高齢者に頻発する状態6項目のプロトコールそれぞれについて、アセスメントの流れ等の内容が妥当であるかの評価である。対象者はフットケアに精通した訪問看護師であり、プロトコールを読んでの疑問や改善点を問うものである。それらの意見を集約し、原案の修正・改善を図ることで介入が円滑に実施できるものと考える。
訪問看護師約30名に質問紙を送付し、現在集計・結果評価の段階であり、関連学会で発表する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

介入を予定していた訪問看護事業所が、新型コロナウイルス感染症防止のため介入研究がしばらく中止された。介入時期を待ったが状況が好転せず、プロトコール原案の内容の精練のための調査を追加で実施している。

今後の研究の推進方策

制限はあるものの、介入できる事業所は増えてきたため、本格的に介入を実施していく。介入前に内容の精練を実施できているため、介入は円滑にできると予測され、当初の遅れを取り戻せると考える。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス感染症の影響のため、移動ができず旅費が使用されなかった。その分、パソコンなどの通信ツールの充実に充てる予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] 看護師によるフットケアへの東洋医学の活用状況2020

    • 著者名/発表者名
      平尾 由美子、鈴木 博美、小野 八千代
    • 雑誌名

      伝統医療看護連携研究

      巻: 1 ページ: 65~71

    • DOI

      10.34511/jstn.1.1_65

  • [学会発表] 在宅療養高齢者に対する訪問看護師によるフットケアの現状2020

    • 著者名/発表者名
      小笠原祐子 、平尾由美子
    • 学会等名
      日本フットケア・足病医学会 第1回学術集会
    • 招待講演
  • [学会発表] 看護学生のテキストにおける「高齢者のフットケア」に関する記載内容の傾向2020

    • 著者名/発表者名
      平尾由美子、鈴木博美、岡田康平、小笠原祐子
    • 学会等名
      日本フットケア・足病医学会 第1回学術集会

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公開日: 2021-12-27  

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