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2021 年度 実施状況報告書

胎児性アルコールスペクトラム症候群予防のための女性飲酒教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K11003
研究機関帝京科学大学

研究代表者

吉岡 幸子  帝京科学大学, 医療科学部, 教授 (40341838)

研究分担者 高木 悦子  帝京科学大学, 医療科学部, 准教授 (20587761)
野尻 由香  国際医療福祉大学, 大学院, 准教授 (10407968)
柴田 亜希 (柴田亜希)  文京学院大学, 保健医療技術学部, 助教 (80635764)
関 美雪  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (40299847)
米山 奈奈子  秋田大学, 医学系研究科, 教授 (20276877)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード女性 / 飲酒 / 胎児
研究実績の概要

本研究は、「胎児性アルコールスペクトラム症候群(FASD)予防のための女性飲酒教育プログラムの開発」である。女性の飲酒実態を把握し、FASD予防のための飲酒教育プログラムを開発し、女性に適切な飲酒教育の普及啓発を目指すものである。コロナ禍の影響により、研究の進捗状況はやや遅れているが、研究計画書通り、会議を重ね、研究班組織を3グループに分け、各グループの研究目的や方法の明確化を行った。一つ目のグループは、保健師を対象とした「妊娠期育児期の女性の飲酒実態を把握するための基礎的研究」二つ目のグループは、一般女性(主に会社員)の飲酒実態を把握するための基礎的研究」であり、三つ目のグループは保健師が、妊娠期から育児期に至るまで飲酒に関連した問題を抱えている事例で現在も継続している事例に対して、その実態や対応困難状況のインタビュー調査を予定している。今後はこの3グループで研究を遂行予定である。
一つ目の研究グループに関しては、コロナ禍感染拡大状況を鑑み、対象となる保健師や所管課との打ち合わせにより、研究を遂行する予定である。二つ目の研究グループは、WEB調査を行うが、質問紙内容をコロナ禍以前の飲酒量や飲酒実態が比較できるような内容に修正を行う予定である。三つ目のグループは、一つ目の研究実施後に研究協力者を募る予定としている。この3つのグループの研究が終了後に女性のための飲酒教育プログラム案を作成し、協力自治体を募集し、プログラム開発を行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究対象の中心となる職種を保健師としていたため、コロナ禍の影響により、会議が思うように開催できなかった。また質問紙調査時期の再検討を要望されたため、時期を延期している。

今後の研究の推進方策

研究の推進方策としては、コロナ感染拡大が落ち着き、対象となる保健師が通常に近い勤務状態となる時期に実施することとする。さらにコロナ禍の影響による飲酒量の変化も含めた質問紙調査となるように内容の修正を行い、早急に倫理委員会提出書類を準備することである。そのために研究者も量的分析を行える研究者を増員予定である。研究遂行と同時に女性のための飲酒教育プログラム案を作成予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究の進捗状況に合わせて、人件費と業者委託費を追加する。

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公開日: 2022-12-28  

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