研究課題/領域番号 |
20K11052
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研究機関 | 宇部フロンティア大学 |
研究代表者 |
稲垣 順子 宇部フロンティア大学, 看護学部, 教授 (20193542)
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研究分担者 |
佐藤 悦子 山梨県立大学, 看護学部, 名誉教授 (40279899) [辞退]
永田 千鶴 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50299666)
西村 明子 山梨県立大学, 看護学部, 教授 (30436886)
大久保 ひろ美 山梨県立大学, 看護学部, 講師 (60290102)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 在宅の看取り / 家族の介護力量 / 包括的エンパワメントプログラム |
研究実績の概要 |
在宅看護の領域で介護力量に着目した研究は数少なく、これまで我々は在宅で看取りを支える家族の介護力量アセスメント尺度(FCAS)の開発(稲垣ら,2018)及びZarit介護負担尺度15項目版(J-ZBI_15)の開発(永田ら,2018)に取り組んできた。 本研究の目的は、在宅で看取りを支える家族の介護力量を高める包括的エンパワメントプログラムの開発をすることである。 FCASを構成する5因子を高めるための方略を見極め、包括的エンパワメントプログラムを作成するために、今年度は在宅ケアに関わる専門職にその介入について面接を実施し内容分析を実施する予定であった。 今年度、本研究は宇部フロンティア大学の研究倫理審査を受け承認され、山口大学・山梨県立大学からも許可を受けた。しかしながら、現在面接を実施するための準備とリクルートを実施しているが、Covid19の影響でリクルートが思うように進まず、まだ面接に至っていない。早急に計画を進める予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
Covid19の影響で多職種のリクルートが思うように進まず、まだ面接に至っていない。早急に計画を進める予定である。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は、早急に計画を進める予定である。ただ、面接を受けて頂く相手の状況もあり、無理のない程度での参加を呼び掛ける。データ収集後内容分析を行い、介入を構築する。 その後、介護力量の高い集団、介護力量の中等度の集団、介護力量の低い集団に対して、東日本と西日本でそれぞれ介入を試みプログラムの評価を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
Covid19により、研究参加者のリクルートが遅れているため。
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