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2020 年度 実施状況報告書

豪雪地域に暮らす後期高齢者のストレングスを活かした自助・互助のありかた

研究課題

研究課題/領域番号 20K11075
研究機関新潟県立看護大学

研究代表者

大口 洋子  新潟県立看護大学, 看護学部, 助教 (80816984)

研究分担者 河原畑 尚美  新潟県立看護大学, 看護学部, 准教授 (50511622)
小野 幸子  新潟県立看護大学, 看護学部, 教授 (70204237)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードストレングス / 自助 / 互助
研究実績の概要

令和2年度は年度は豪雪地域に暮らす後期高齢者のストレングスを活かした「自助」「互助」の意識・実態の把握①高齢者の自助・互助の意識・実態調査の設計,②研究分担者,住民の身近な存在である地域と保健所の保健師,訪問看護師,居宅の介護支援専門員およびアドバザーの地域看護学専門家の研究協力者とともに高齢者の自助・互助の意識に関する実態調査の企画案を作成.③A豪雪地域在住の後期高齢者の対象にストレングスを活かした「自助」「互助」の意識についてインタビューガイドに基づく面接調査の実施.④対象選定は,老人クラブに加入している後期高齢者と老人クラブに加入していない後期高齢者で同意が得られた各々約15人(後期高齢者約2600人の1割)とする.*老人クラブに参加している人は参加していない人に比べて互助の関係があると予想されるために対象をわける.⑤老人クラブ加入者に「互助」に関するグループインタビューを調査,⑥高齢者の自助・互助に関する日本国内の文献検討を計画していた.
しかし、令和2年度はコロナ禍により、研究対象者への調査や研究協力者との検討会が開催・実施できなかった。そこで,文献検討を主に、インタビューによる面接調査はじめ意識・実態調査に活用するためのストレングスと自助・互助に関する文献検討をし、検索できた231件を対象に本研究の目的に該当する文献の抽出を行い、研究の時期、研究者、研究の目的・方法・結果・考察などの観点から分析し整理にすることに当てた(1回/週)。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本研究の目的を達成するために令和2年度計画していた地域住民との面接、および研究協力者である保健医療従事者との企画会議・検討会などがコロナ禍により困難になったため。

今後の研究の推進方策

令和3年度は、令和2年度の目標を取り戻すため、令和2年度実施できたストレングスと自助・互助に関する文献検討の結果を活用するとともに,地域住民と専門家(保健医療従事者)とリモートを活用した会議を行い、調査項目の精選を図り、「自助」「互助」の意識実態調査を実施する。また、高齢者がストレングを発揮していると捉えられる場面を動画撮影して、ストレングスを発揮できていないと捉えられる高齢者への視聴を行って、保有するストレング発揮への推進を実施する。

次年度使用額が生じた理由

令和2年度はコロナ禍により、住民の意識・実態調査が実施できなかったため、旅費、人件費の使用がなかったため予算を使用しなかった。
令和3年度は感染対策をして、令和2年度の実施できなった高齢者の「自助」「互助」の意識・実態調査と、令和3年度予定していた高齢者の「自助」「互助」の在り方の検討会をzoom会議等も活用しながら実施する予定で、旅費、人件費・謝金及びその他の経費を予定する。

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公開日: 2021-12-27  

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