研究課題/領域番号 |
20K11108
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
下沖 収 岩手医科大学, 医学部, 教授 (30805065)
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研究分担者 |
高橋 史朗 岩手医科大学, 教養教育センター, 教授 (20365183)
西村 行秀 岩手医科大学, 医学部, 教授 (20464117)
坂田 清美 岩手医科大学, 医学部, 教授 (50225794)
高橋 智弘 岩手医科大学, 医学部, 講師 (80438449)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 研究推進協力者確保 |
研究実績の概要 |
2020年4月から研究計画に従い,矢巾町の長寿社会課課長ならびに保健師さん,栄養士さん,企画財政課長に研究協力者としてお願いし,参加者町民の募集や進め方に関する打合せZoomを用いて計3回行った.現在行われているいくつかの介護予防活動参加者から本研究参加者を募ること,そのための広報や健康教室などの計画を立案した. しかし,2020年の予期せぬ新型コロナウイルス感染症の出現と急速な拡大の中,矢巾町においても介護予防活動の制約,不要不急の集合の自粛が求められるようになったため,集会形式での健康教室やデータ収集と測定の場の設定など,当初の計画の遂行が難しい状況となった.研究分担者との協議,矢巾町研究協力者との協議により,代替案についても検討を行ったが,本研究の基本的性格上,現在の感染状況の中では計画遂行ができない状況となっている. 2021年度春以降の感染状況,高齢者に対するワクチン接種の進捗を見ながら,研究再開を目指すことを申し合わせており,研究計画を大幅に見直し変更せざるを得ない状況になっている.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本研究は,2020年春以降に高齢者住民を対象として参加者を募ることとして計画しており,また集合形式での健康教室,身体体力測定,インタビューなどを行うこととしている.新型コロナウイルス感染症が拡大する中で,研究を開始できない状況となっている.ITを活用した方法も考えられるが,対象が高齢者であるため,現実的には実施が困難である. 大幅に進捗が遅れている状況となっている.
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今後の研究の推進方策 |
2021年度春以降の感染状況,高齢者に対するワクチン接種の進捗を見ながら,研究再開を目指すことを申し合わせている.研究期間の延長も視野に入れながら,サンプル収集期間の短縮や実施方法の見直しを行い,研究を推進させたい.
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次年度使用額が生じた理由 |
初年度の計画どおりであれば,活動量計の購入や研究補助者への謝礼などの支出がされていたはずであったが,新型コロナウイルス感染症のため研究が中断している状況である.そのため2021年度へ繰り越しで,使用する予定である.
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