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2023 年度 実施状況報告書

乳幼児の事故を予防するための母親のコンピテンシー尺度の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K11118
研究機関四天王寺大学

研究代表者

眞壁 美香  四天王寺大学, 看護学部, 講師 (30844477)

研究分担者 都筑 千景  大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (00364034)
田中 健太郎  大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (50755832)
大川 聡子  関西医科大学, 看護学部, 教授 (90364033)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワード乳幼児 / 事故予防 / 保護者 / 尺度開発
研究実績の概要

乳幼児の事故による死亡について、その死亡数は減少しているものの、いまだ死因順位では上位にあり、乳幼児期の重要な健康課題である。また、その多くが家庭で起こっていることから、乳幼児にとって安全なように、保護者が家庭内の環境を整えることが必要である。本研究は、乳幼児の安全のためにどのような内容が必要かを明らかにし、その尺度を開発することにより、保護者の事故予防実践の評価や学習・教育に資することを目的とする。
2023年度は、前年度に実施した尺度の信頼性・妥当性の検討のための調査票について、データクリーニングおよび分析を行い、「乳幼児の安全のための保護者の事故予防実践尺度」を開発した。尺度案の項目に欠損のなかった557件について分析を行い、信頼性は、内的一貫性(Cronbach’s α係数)、再テストによる安定性により確認し、妥当性は、基準関連妥当性、構成概念妥当性(探索的因子分析・確証的因子分析)を確認した。分析の結果、3因子19項目の尺度となり、信頼性・妥当性を確認することができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2022年度に実施した質問紙調査の回収率が予想を大幅に下回り、研究協力機関の確保を行い追加の調査票配布を依頼したため、調査期間が延長した。2023年度は分析・とりまとめ・発表を行う予定であったが、データクリーニングや分析に時間がかかり、遅れが生じた。

今後の研究の推進方策

2024年度は研究成果の公表に取り組む予定としている。

次年度使用額が生じた理由

2023年度は概ね予定通りに執行できたが、それまでの期間に学会未参加(COVID-19によるオンライン開催)や入力等の委託未実施(自己にて実施)であったため繰り越しが生じている。2024年度は成果発表のための学会参加や、資料作成等に充てる予定をしている。

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公開日: 2024-12-25  

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