研究課題/領域番号 |
20K11119
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
足立 安正 摂南大学, 看護学部, 講師 (20708490)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 父親 / 親性 / 乳児 / オンライン / プログラム / 育児 / 非ランダム化比較試験 |
研究成果の概要 |
本研究では、乳児前期の子どもの父親を対象にプログラムを作成した。当初は、対面でのプログラム実施を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大を機に、オンラインでの実施に構成を修正・実施した。本プログラムの受講によって、乳児期前期の乳児をもつ父親は、父親の「親性」の向上と、「母親への情緒的支援行動」「育児家事行動」の増加が明らかになった。今後もプログラム内容を改善していきたい。
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自由記述の分野 |
公衆衛生看護学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって開発した教育プログラムは、乳児前期の子どもをもつ父親の親性を高めることを目的としたプログラムである。看護専門職による講話と参加者同士のグループディスカッション、動画の視聴で構成されており、計2回をオンラインで開催する形式である。本プログラムの実施によって、父親の親性向上や育児参加、母親への支援増加についての効果が確認された。基礎自治体における父親を対象とした子育て支援事業が広がらない中で、本プログラムが事業実施の一助になることが期待されるとともに、他の先進諸国と比較して父親の育児参加が遅れている我が国において、父親の育児家事行動の増加や親性の向上することに寄与すると考えられる。
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