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2022 年度 実績報告書

大洪水災害に対する看護系大学が果たす役割 ‐地域連携実践モデルの構築-

研究課題

研究課題/領域番号 20K11145
研究機関宝塚大学

研究代表者

國松 秀美  宝塚大学, 看護学部, 准教授 (30771860)

研究分担者 西田 真寿美  四天王寺大学, 看護学部, 教授 (70128065)
堀内 美由紀  奈良学園大学, 保健医療学部, 教授 (60453148)
宮本 純子  姫路大学, 看護学部, 准教授 (70794288)
増野 園惠  兵庫県立大学, 地域ケア開発研究所, 教授 (10316052)
臼井 千津  名古屋学芸大学, その他部局, 教授 (80223535)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード洪水災害 / 看護系大学教員 / 地域連携 / 役割認識
研究実績の概要

研究①として、看護系大学における洪水災害発生時の地域連携と備えの現状について、全国看護系大学へ調査を実施した。洪水災害危険地域であった16校(27%)では、看護学科単独にて「洪水災害発生時の地域連携」に対する取り組み計画を行っているは、1校(3%)、「洪水災害」に関する備品の整備・備蓄を行っているは、7校(20%)、「洪水災害時」の対策対応・災害活動マニュアルがあるは、8校(23%)、「洪水災害」に関して地域と連携しているは、3校(9%)であった。「洪水災害危険地域の有無」と「地域連携に対する取り組み計画の有無」「備品の設備備蓄の有無」「洪水災害時の活動マニュアルの有無」「看護学科単独での連携の有無」、「災害発生時の地域連携に対する取り組み計画の有無」「地域連携状況」に関係性があるか、フィッシャーの正確確率検定を実施した結果、「洪水災害危険地域の有無」と「洪水災害時の活動マニュアルの有無」について関連性がみられた。
研究②として災害発生時における看護教員の役割認識‐COVID-19 影響下における変化について全国看護系大学に所属する看護教員に調査を実施した。看護教員の災害発生時の役割認識とCOVID-19活動内容数では、正の弱い相関関係が見られ役割認識が強いほど、活動内容数も多いといえた。役割認識が強いほど、ワクチン接種や療養施設での活動期間数が長いといえた。また、COVID-19影響下における「看護教員の役割認識」を教員経験年数群別に群間比較した結果、災害発生時に看護教員は、それぞれの専門領域を活かし、活動する必要がある、看護教員は、地域と平時から災害時の対応について連携しておく必要がある、看護教員は、近隣で発生した災害の調査・研究を推進する必要があるに教員経験年数群間の差がみられ、教員経験年数が10年以下群は10年以上群よりも認識しているといえる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 看護系大学における洪水災害発生時の地域連携と備えの現状 ‐全国看護系大学の調査から‐2023

    • 著者名/発表者名
      國松秀美 臼井千津 堀内美由紀 宮本純子 増野園枝
    • 学会等名
      日本災害看護学会

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公開日: 2023-12-25  

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