研究実績の概要 |
関節リウマチ(RA)患者の寛解と身体活動量(PA)との関係性を3軸加速度計により評価することを目的とした研究である。合計50人のRA患者を対象とした横断的研究を計画した。PAは、3軸加速度計Active StylePro HJA-750C(オムロン)と国際標準化身体活動質問票(iPAQ short version)を使用した。加速度計では1日の装着時間、vigorous-intensity PA, moderateintensity PA, light-intensity PA, and sedentary behavior、および1日あたりの歩数を測定した。疾患活動性とPAとの関係性を比較する。 一症例につき疾患活動性の評価には半年の経過を見る計画であったが、コロナ感染症の蔓延の影響で対象患者を集めることに難渋した。これまでに集められている研究結果をもとに得られたデータについて疾患活動性とPAの関係性について現在データとしてある34症例について解析して、学会発表(2022年)と研究論文(2021年)の作成を行った。 当科所有の計測機器を使用して研究した。対象患者は、説明の上無償で研究に参加されたため、費用は経費はかからなかった。
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