これまで身体活動量(PA)は、簡便なため質問形式にて評価が行われてきた。しかし、関節リウマチ(RA)患者では、その疾患活動性のため低PAの患者さんが多く、質問形式による評価の正確性は定かではなかった。 そのため、この研究ではRAの活動性別にPAを質問形式と正確にPAが測定できる加速度計を用いて評価した。 この研究の結果により、関節リウマチの活動性が落ち着いている群では、質問形式は加速度計から得られたPAと同等であった。しかし、関節リウマチの活動性が高い患者群では、質問形式から得られたPAは過大評価される傾向にあることが分かった。
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