研究課題/領域番号 |
20K11216
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研究機関 | 北海道千歳リハビリテーション大学 |
研究代表者 |
小林 巧 北海道千歳リハビリテーション大学, 健康科学部, 教授 (70608546)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 人工膝関節全置換術 / 歩行 / 筋活動動態 |
研究実績の概要 |
本研究では人工膝関節全置換術(TKA)患者の歩行時の筋活動動態の解析により異常な歩行パターンの発生機序を明らかにすることで、結果に基づいたリハビリプログラムを考案し、その効果について検証することを目的として研究を実施している。 基金を受ける3年間で効率的にデータ収集及び解析を実施できるよう計画を立てていたが、新型コロナウイルスの影響により、データを収集する予定だった施設での対象者の提供・協力が難しい状況となり、この研究期間の3年間丸々、全くデータを収集することができなかった。 令和5年の5月より新型コロナウイルス感染症が2類から5類に変わることが決定しており、コロナウイルスに対する施設内の体制も緩和されることが予想され、研究期間を延長することでデータ収集を開始できると想定して、令和5年度の研究期間の延長を申請した。 ただし、対象者であるTKA患者は常に施設にいるわけではないため、この3年のデータ未収集分について、1年の研究期間の延長では全く予定している症例数確保には届かないと想定されるため、研究期間の再延長も考慮しながら、データ収集を進めていきたい。また、再延長でも実質2年間であり、十分は症例数を確保することが困難な可能性があるため、研究を進めながら、予定症例数の減少も視野に入れ検討を進めていきたい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
当初予定では3年間の研究期間のうち、2年間でデータ収集を終え、1年間で解析、報告を実施する計画を立てていたが、初年度より新型コロナ感染が蔓延し、3年間全くデータを取ることができなかった。令和5年5月より新型コロナウイルスが2類から5類に変化することで、施設対応も変化し、データ収集を開始できると想定し、研究期間の延長を申請した。
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今後の研究の推進方策 |
研究期間の再延長も念頭に入れ、データ収集を開始する。ただし、再延長しても実質2年で、3年の予定で立てた症例数を実施するのは困難な可能性があるため症例数の減少も視野に入れ実行していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究期間の3年間はコロナウイルスによって対象者の収集が困難な状況となり、本来では使用している対象者や研究協力者の謝金・交通費が全く発生しなかった。またその影響で、研究成果に対する公表も全く行えず、申請していた旅費や学会費などの支払いも無いままに研究期間が経過した。 新型コロナウイルスは令和5年5月より2類から5類に変化することが決まっており、施設での実験が開始できる状況となることが推測されるため、研究期間を延長し、まずはデータ収集から実施していく。そのため、経費の大部分は対象者や研究協力者への謝金や交通費、また実験で使用する消耗品への支出が主であると見込まれる。
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