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2020 年度 実施状況報告書

高齢者の掴み損ないを科学する -握る力と腕の力の持続出力調整機能の研究-

研究課題

研究課題/領域番号 20K11224
研究機関藍野大学

研究代表者

津田 勇人  藍野大学, 医療保健学部, 教授 (10441148)

研究分担者 塚越 千尋  藍野大学, 医療保健学部, 講師 (20782478)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード持続出力調整機能 / 握る力 / 腕の力 / 高齢者
研究実績の概要

本研究では、上肢の協調した筋出力調整機能の加齢による変化を明らかにするため、高齢者を対象にデジタル握力計と16マルチチャンネル表面筋電図を用いて、至適握力持続期間中の平均振幅を測定するが、事前説明・皮下脂肪厚測定・電極貼付・筋電計測に約1時間を要する。高齢者では、無症候性脳血管障害の影響を除外するため脳ドッグも受診する。筋電計測と脳ドッグ受診を合算すると概ね半日を要することになる。対照群として若年成人も脳ドッグを除いて同様の測定を実施する。
しかし、昨年度(2020(R2)年度)は新型コロナウィルス感染拡大による「緊急事態宣言」が3回発令されるなど、本学においても、教育研究活動が大きく制約され、初年度に予定していた実験はすべて中止せざるを得ない状況となった。特に高齢者は重症化のリスクが高いだけでなく、変異株の増加は若年層をも重症化させ、医療体制のひっ迫から医療崩壊へと危機的状況が続いている。若年層に蔓延しつつある変異株の増加は対照群として予定している若年成人の計測も中止せざるを得ない状況が加わった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

昨年度(2020(R2)年度)は新型コロナウィルス感染拡大による「緊急事態宣言」が3回発令されるなど、本学においても、教育研究活動が大きく制約され、初年度に予定していた実験はすべて中止せざるを得ない状況となった。特に高齢者は重症化のリスクが高いだけでなく、変異株の増加は若年層をも重症化させ、対照群として予定している若年成人の計測も中止せざるを得ない状況が加わった。

今後の研究の推進方策

ワクチンの普及・効果的な治療法の発見などによる新型コロナウィルス感染拡大の鎮静化を待つ。
本学では、昨年(2020(R2)年)9月より全学的に公表されている活動レベルが「1:一部制限」まで緩和された時点で若年成人を対象に実験を開始、同活動レベルが「0:通常」に戻った時点で高齢者を対象に実験を開始する。

次年度使用額が生じた理由

【理由】昨年度(2020(R2)年度)は新型コロナウィルス感染拡大による「緊急事態宣言」が3回発令されるなど、本学においても、教育研究活動が大きく制約され、初年度に予定していた実験はすべて中止せざるを得ない状況となった。特に高齢者は重症化のリスクが高いだけでなく、変異株の増加は若年層をも重症化させ、対照群として予定している若年成人の計測も中止せざるを得ない状況が加わった。
【使用計画】本学では、昨年(2020(R2)年)9月より全学的に公表されている活動レベルが「1:一部制限」まで緩和された時点で若年成人を対象に実験を開始、同活動レベルが「0:通常」に戻った時点で高齢者を対象に実験を開始する。

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公開日: 2021-12-27  

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