• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 実施状況報告書

糖尿病ラットに対する全身振動刺激の骨特性(骨量、骨構造、機械的骨強度)への影響

研究課題

研究課題/領域番号 20K11273
研究機関畿央大学

研究代表者

峯松 亮  畿央大学, 健康科学部, 教授 (50368601)

研究分担者 西井 康恵  畿央大学, 健康科学部, 助教 (50461207)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード全身振動刺激 / 2型糖尿病モデルラット / 骨量 / 骨微細構造 / 機械的骨強度
研究実績の概要

令和3年度の研究は、実験1(2型糖尿病(T2DM)誘因の骨脆弱化に対する全身振動刺激(WBV)の予防効果)で得られたデータのうち、解析できていなかったデータの解析を実施し、結果を得た。また、実験2(T2DM誘因の骨脆弱化に対するWBVの進行抑制効果)を実施した。20週齢、雄性T2DMモデルラット、対照ラットをT2DM群のWBV介入(WBV)群と非介入(DM)群、対照群の3群を設定し、介入群には周波数45Hz、加速度0.5g、刺激 時間15分間/日、頻度5日/週のWBVを8週間実施した。実験中は随時血糖値を測定し、実験終了後に、右下肢骨の機械的強度を測定した。測定できたデータについては、解析を行い、結果を得ている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

実験については、当初の計画通りに実験2を遂行、終了できた。データ解析については、実験1で得られたデータで、未解析であったデータの解析も行い、結果を得られている。また、実験2においては、必要なデータの収集はできており、一部のデータについては測定、解析を行えているが、未解析のデータ(骨微細構造解析など)についてはこれから解析を進めていく。

今後の研究の推進方策

現在得られているデータの測定、解析を継続し、結果を得ていく。実験1のデータについては、解析が行えているので結果をまとめ、学会発表や論文作成を進めていく予定である。実験2のデータについては、必要データの測定および収集を行い、未解析にのデータの解析を進めていく。また、データ解析を進めるとともに結果をまとめ、学会発表や論文作成準備を整える予定である。

次年度使用額が生じた理由

令和2年度に下肢骨のCT撮影を行うにあたり、前倒し申請を行ったところ申請を認められ、その予算をCT撮影費用に充てた。しかし、令和3年度予算をサンプルの測定キット、生化学検査費用、送料などに使用したが。下肢骨のCT撮影費用の前倒し申請を行わなかったため、その差額が残高として生じたため。下肢骨のCT撮影費用、サンプル送料などに使用予定である。

URL: 

公開日: 2022-12-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi