研究課題/領域番号 |
20K11291
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
礒 良崇 昭和大学, 医学部, 准教授 (60384244)
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研究分担者 |
木庭 新治 昭和大学, 医学部, 教授 (20276546)
鈴木 洋 昭和大学, 医学部, 教授 (90266106)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 心臓リハビリテーション / 心不全 / マイクロRNA / 運動耐容能 |
研究成果の概要 |
本研究では、心疾患患者の運動耐容能バイオマーカーとしての末梢血マイクロRNA(miR)の可能性を検討した。先行検討より心筋ミトコンドリア関連miRであるmiR-181cとmiR-484に着目した。急性心筋梗塞後では、両miRとも最高酸素摂取量と相関を示した。心不全などでは、両miR 発現は相関し、高齢者で発現が高い傾向であった。また、miR-484発現は運動耐容能指標のひとつである酸素摂取効率勾配と関連していた。更なる検証を要するが、miR-181cとmiR-484による運動耐容能評価の可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
心臓リハビリテーション
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「臨床応用に向けた心疾患患者における正確な運動耐容能バイオマーカーとしてのmiRの探索」の観点から実施された研究はこれまでになく、本研究は、世界に先駆けmiR-181cとmiR-484を有力な候補として同定した。この成果は、基礎も含めたmiR研究に新たな視点をもたらすともに、運動生理学におけるバイオマーカー研究を進歩させ得る。評価系の確立においても新知見をもたらした。miR測定における新規のデジタルPCRの有用性や心肺運動負荷試験における酸素摂取効率勾配(OUES)の妥当性を示した。本研究成果は、心臓リハビリテーション学の発展に寄与すると考える。
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