研究課題/領域番号 |
20K11300
|
研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
関 喜一 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 上級主任研究員 (60357316)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | 視覚障害 / 移動支援 / 骨導音響 / 三次元音響 / バリアフリー |
研究実績の概要 |
2020年度は当初の計画に沿って、歩行時における心的負荷量、歩行奇跡の安定性、目的地までの到達時間などの指標を計測するシステムを構築した。具体的には、心拍計とGPSを内蔵した光学式腕時計型心拍計を用いて、歩行時における心拍の変化と歩行奇跡を時系列で記録可能とした。また、前頭葉3ch・側頭葉2ch・後頭葉2ch・頭頂葉1chの合計8chの電極式頭部装着型脳波計を用いて、歩行時における各chの脳波(αβγ波)を時系列で記録可能とした。さらにGPSを内蔵した小型情報携帯端末で、骨導3次元音響の提示と、歩行奇跡の記録を可能とした。しかし、COVID-19の感染拡大防止のために弊研究所における被験者実験の実施が制限されていることにより、被験者実験の開始が予定よりやや遅れて2021年度に実施することとなった。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVID-19の感染拡大防止のために弊研究所における被験者実験の実施が制限されていることにより、被験者実験の開始が予定よりやや遅れて2021年度に実施することとなった。
|
今後の研究の推進方策 |
弊研究所における被験者実験が再開されれば、速やかに実験を開始し、計画通りに研究を推進する。
|
次年度使用額が生じた理由 |
次年度使用額3,960円は、今年度使用額に1万円未満の端数が発生したことによる残額である。
|