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2022 年度 研究成果報告書

筋小胞体と筋収縮

研究課題

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研究課題/領域番号 20K11306
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関京都大学

研究代表者

西 美幸  京都大学, 薬学研究科, 研究員 (60183894)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードカルシウム / 小胞体
研究成果の概要

今回の実験は、TRICチャネルが陽イオン、陰イオンの両方を透過する非選択的イオンチャネルである可能性を示唆している。陰イオンと陽イオン両方の経路として機能する能力は、これまでのTRICは陽イオンを透過させるチャネルという考えを発展させ、より多様な細胞タイプに適したより柔軟なカウンターイオン電流を提供するチャネルであると期待される。

自由記述の分野

細胞生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

超高齢社会を反映して心機能に問題を抱える人は多く、心疾患は死因では第1位の悪性腫瘍についで第2位である。心臓の収縮を制御するのはカルシウムの規則正しい循環であり、その役割の1つを担っているのが小胞体からカルシウムを放出するリアノジン受容体である。従って、リアノジン受容体の研究は広く心臓研究者、臨床医の関心の的である。今回のリアノジン受容体とTRICの関係は全く新しい知見であり、閉塞感のあったリアノジン受容体研究の新たな展望で、治療につながれば社会的意義も計り知れない。

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公開日: 2024-01-30  

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